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さまざまな様式の変化

早いもので1月ももう終わり。2月を迎えると(今年は)2日節分、3日立春と春らしい行事が開始されます。

ちなみに…旧暦の季節を示す言葉に「節気(せっき)」があり、一年を24等分した季節が「二十四節気」です。「立春」は、その中の四季を区分する「二至二分四立」の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の一つ、春の始まりを指しますね。

とはいっても、それはあくまで暦の上のこと。「入門歳時記」(角川書店刊)をめくると、この季節の季語に「余寒(よかん)」や「春寒(はるさむ)」があるように“気配”を感じても実際は、またまだ“春遠し”で寒の余波には厳しいものがあります。

まあ、そんな寒い季節にホッとひと息つけるのが入浴でしょうか。一日を終えて迎える“入浴タイム”は、口から思わず、ア~ア、フ~ッ、なんていう言葉が出てきてしまうほど至福のひととき? となります。

【沐浴(もくよく)】=「髪を洗い身を洗うこと。湯水で身体をきよめること。湯あみ」(広辞苑)

私もそういうひとときが好きで、風呂好きの友人O君を誘ってときどき、そうですね、月イチかニ、程度のペースでスーパー銭湯に出掛けていました。が、それも一昨年までのことです。

昨年1月に新型コロナウイルスの感染が表面化し次第に拡大化、最初の緊急事態宣言が発令されるころから、もちろん不要不急の外出は自粛しつつ、スーパー銭湯や街中の普通の銭湯など公衆浴場はどうなっているんだろうなァ、などと思いながら、ちょっと感染のリスクが高そうな感じもしてO君ともども「もう少し様子を見ようか」という日々が今でも続いています。

「沐浴」転じて「黙浴」

私がこの欄でスーパー銭湯を話題に取り上げたのは、すっかり様変わりしてしまったよ、という話を友人から聞いたことにありました。

「ヘエ~。どんなふうに変わったの?」と私。友人が言いました。「まず、話し声が聞こえなくなったよ」-。

なるほど、風呂に入るときは裸、もちろんマスクも外しますから、飛沫のリスクを皆さん、考慮するのでしょうね。といっても、スーパー銭湯にしても街中の銭湯にしても、公衆浴場の目的は、ただ体を洗うことだけではなく、やはり、集まった風呂好きたちとの裸の付き合いが最大のお楽しみでしょう。

それが…「沐浴」転じて今は「黙浴」になったのだそうです。

エッ、黙浴? 古来、公衆浴場には“社交の場”的な役割もあったのに…。

私もO君もスーパー銭湯に出向いた際は、ごろ寝も含めて約3時間ほど滞在しますが、今はこんな客には注意が入ること間違いありません。

利用者の感染リスクを防止するために浴場を提供する側も大変ですね。「新しい入浴様式?」を考慮した営業を強いられているのでしょうね。

つまり、最大の課題は「3密(密閉・密集・密接)」回避あたりが予想されますが、ロッカールームやレストランなどでの実施は可能でも、普通に考えて「入浴中のソーシャルディスタンス」というのはどうなのでしょうか。ただひたすら空論、実現不可能のような気もします。

スーパー銭湯など公衆浴場の存在は、お年寄りの安全な憩いの場として、あるいは家族連れが、ポッカリと空いてしまった休日の数時間をリラックスして過ごす場として、また健康志向の人々がダイエットなどを目的に過ごす場として…などなど日本人の風呂好きを背景にこれから、ますます需要が多くなる施設となるのだろうなァ、と思うのに…です。

いやですね~。ホント、行きつけの「呑み処(どころ)」でのひとときにしても、スーパー銭湯でのノンビリしたひとときにしても、これまであった息抜きの場のすべてに制限がかかって不自由を強いられます。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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