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「期待はゼロ」の松山に今年も期待

「期待は…ゼロです」-。

世界最高峰のゴルフの祭典「マスターズ」(4月8日開幕、米ジョージア州オーガスタ=オーガスタ・ナショナルGC)を前に松山英樹(29=LEXUS)の気勢が上がりません。

前週の「テキサス・オープン」(4月4日最終日、米テキサス州=TPCサンアントニオ)で通算3アンダーの30位。ティーショットに不安を残した結果に「期待は…」の言葉になりました。

例年の松山は、マスターズの前週を休養日にあてていました。が、コロナ禍で順延された昨年11月の“秋開催”となったマスターズには、直前の大会に出場して乗り込み、優勝争いに絡むなど連戦による調子の良さが確認されたため、今回も…になったと思われます。

まったくゴルフというのは、本当にその日その日のゲーム。今回の連戦がマスターズにどんな影響を与えるかは、まったく始まってみなければ分かりません。「期待は…ゼロです」の続きを言わせるなら「ゼロなら後は上がるしかない」という“松山流”になるのですが…。

区切りの10年目となるマスターズ

松山が「テキサス・オープン」で一喜一憂しているとき、オーガスタ・ナショナルGCでは凄いことが起きていました。「オーガスタ・ナショナル女子アマ選手権」(4月3日最終日)で日本の17歳・梶谷翼(兵庫・滝川二高3年)が優勝を飾ったのです。

最終日、通算1オーバーでエミリア・ミリアッチョ(21=米国)と並び、プレーオフ(18番)1ホール目で決着。日本人、いやアジア人で初の快挙を演じました。

この大会は2019年に新設され、3日間大会の予選2日間を他コースで行い、決勝ラウンドをマスターズの会場であるオーガスタ・ナショナルGCで行う方式。第1回大会では安田祐香と笹生優花(ともに現プロ)が3位に入っています。2020年大会はコロナ禍で中止となり、今大会が第2回となりました。

この快挙に松山は「相当凄いこと。これを糧に頑張って!」とエールを送りましたが、松山自身、この17歳がやってのけたことには、自身の“原点”を思い出させたことと思います。

アマチュアで臨んだ初参戦となった2011年のマスターズでローアマを獲得する健闘。それから今年は区切りの10年。マスターズというのはやはり特別な大会で青木功、中嶋常幸の両プロが常連だったころ、青木プロは1番ティーグラウンドに立つたびに「あの右サイドのバンカーが毎年、大きく見えたり小さく見えたりするんだ。コースがオレたちの調子を試すんだよな」と言い、中嶋プロは「今年もまた真っ白なキャンパスにどんな新しい絵が描けるかな」と“一歩でも前進”を言い聞かせたりしていました。

昨年“秋開催”のマスターズは無観客でしたが、それから5カ月、今年は制限付きながら有観客で実施、オーガスタに熱い歓声が戻ってきます。そんな中で自身「期待は…ゼロです」という松山は、どんな絵を描くでしょうか。やはり、期待してしまいますね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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