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日本人戦士の初戴冠なるか

米総合格闘技のUFCを主戦場とする日本の岡見勇信(29=和術慧舟会)に、待ち続けていたチャンスが到来しました。UFCミドル級の“絶対王者”アンデウソン・シウバ(36=ブラジル)への挑戦がようやく実現、5月9日(日本時間同10日)に正式発表されたのです。

舞台は8月27日(日本時間同28日)の「UFC134」ですが、同大会はブラジル・リオデジャネイロで開催され、ブラジル出身の王者シウバにとってはホームでの防衛戦、岡見にとっては敵地のど真ん中、完全アウエーの戦いとなりました。

日本のPRIDE(武士道)やHERO’Sに参戦していた岡見が、格闘家として脚光を浴びたのはUFCでの活躍でした。初陣となった06年8月の「62」でアラン・ベルチャーを下し(判定勝ち)、以後、この勝利を含み4連勝。オクタゴンでの快進撃が、ファンの目を、オオッ、やるな、と岡見に向けさせました。

無敵の王者シウバへの挑戦は、08年3月の「82」でのエバァン・タナー戦勝利(2RKO勝ち=この時点でUFC戦績は7戦6勝1敗)により、一時実現の方向に向かいかけましたが、結果は実らず、我慢を強いられることになりました。

そんな中、今回のタイトル戦実現は、10年11月の「122」でネイサン・マーコートを下し(判定勝ち)、シウバへの挑戦権を自力で勝ち取った形となりましたが、長い道のりを黙々と歩んだ岡見にとっては感無量だったことでしょう。

待たされ続けた男の爆発に期待!

日本人選手のUFC王座挑戦は、03年2月に和術慧舟会の先輩・宇野薫がライト級王座に挑んで以来、8年ぶりとなります。最近は五味隆典(久我山ラスカル)、小見川道大(吉田道場)、山本“KID”徳郁(KILLER BEE)らが、リングに上がりつつも、期待が大きかった分、拍子抜けに終わっており、待たされ続けた男の爆発は楽しみなところがあります。

1981年(昭56)7月21日生まれ。岡見は藤沢市(神奈川県)出身です。私と同郷であるところに親しみがあり、ずっと応援は続けていましたが、私の欲張り的要求では、よくWOWOW関係者とも話すのですが、全体的に地味、もう少し華やかなアピール度がほしいネ、といったところにありました。

そんなことも、打倒・シウバ! が実現すれば吹っ飛んでしまうことです。

とはいえ、シウバが難敵であることは言うまでもありません。ヴァンダレイ・シウバでおなじみのシュートボクセ・アカデミー仕込みの打撃に加え、柔術の黒帯も保持する万能の戦士です。

岡見とは一度、06年1月にハワイで対戦しており、このときはシウバが反則のキックを顔に見舞い、岡見が反則勝ちしています。

「あのときに勝った気はしていない。むしろ、負けたと思っている。その借りを返したい」と言い切る岡見の“正念場”の戦いが待ち遠しく、楽しみになりました。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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