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“節電ビズ”に思うこと

下着類を買い換えるため、私が居住する藤沢市(神奈川県)内のデパートに出向いたところ、売り場の華やかさにビックリしてしまいました。

何が華やかなのか、と見渡してみると、それは目立つところにズラリと並べられている、昨年までは確かなかったと思われる、カラフルな男女用(女性用もあるのです!)のステテコが原因なのでした。

いやはや・・・です。ステテコなどかつては白一色(ときどき薄い水色)くらいなものでした。が、今、目の前にあるものは、派手な白青、あるいは白赤の水玉模様あり、自衛隊の迷彩色あり、はたまた赤、青、黄などの原色あり、縞模様あり、とあってド肝を抜かれつつ、ヘェ、面白い、穿(は)いてみてもいいかなァ、などと思ってしまうから不思議なものでした。

近付く今夏の心構えは、まず第一に「電力不足対策」です。政府はすでに東京&東北電力管内の節電目標を企業・家庭とも15%と掲げ、それに伴う家庭内の、暑さをしのぐ節電グッズ&ウエアの代表格が、扇風機とこのステテコなのだそうで、世相はすっかり「三丁目の夕日」ふうになってしまいそうな気配です。

「クールビズ」あるいは「ウオームビズ」は、夏場の冷房使用、冬場の暖房使用を控えめにすることなどで地球環境への緩和を推進する目的で05年、環境省の主導により始められました。夏場のオフィスでは、冷房28度のもと、上着なし、ノーネクタイの軽装が推奨され、政治家たち、中でも小泉純一郎首相(当時)は、沖縄の“かりゆしウエア”姿などを披露。違和感があるのないのと賛否両論がある中、率先して「クールビズ」をアピールしていたものでした。

涼しげで清潔感のある軽装を・・・

今回の「節電ビズ」は、その「クールビズ」の上を行く、さらなる軽装化への取り組みです。何よりも深刻な電力の消費を抑えることが大目標として掲げられていますから、場所を選ばず、仕事の場での「Tシャツ&短パン」などという思い切った声も上がっているほどです。

さて、社会人の制服である背広とネクタイを外したとき、どうカジュアルな服装に移行するかは、特に年配の方々には、大きな悩みの種になるのではないでしょうか。簡単に言えば、彼らが連休などで仕事を離れて家にいるとき、どんな服装をしているのかを振り返ってみれば分かります。早い話が「節電ビズ」だからといっても、日ごろ、背広にネクタイ族は、カジュアルなシャツをズボンの上に出すことからして抵抗感があるのですから・・・。

私を振り返って見ますと、新聞記者、特にスポーツ新聞記者の服装は、背広にネクタイの場は少なく、比較的自由でラフなものが許されていました。まあ、日ごろ、冷・暖房の聞いたオフィスでのデスクワークをメーンとしないので、そうなったのだと思いますが、文化・芸能関係の記者には、平気でジーンズにTシャツなどという記者もいて、対応する相手サイドも、次第にそれが“らしさ”なのだろうと抵抗、あるいは違和感をなくしてしまうのですから、服装というのは不思議です。

スポーツ関係の記者は結構、ポロシャツ姿が多かったと思います。相手側もそれを“らしさ”と思ってくれるのかどうか、特別な違和感はなかったように思いますが、こちら側の心構えとしては、どんなにラフな服装をしていても、暑い真夏の時期でも、ジャケットだけは手に持つなりしておくこと、と会社の指示を受けており、それは人に会う仕事の礼儀として実行していたと思います。

さて、今夏はどんな服装が街中に溢れるのでしょうか。まさか、あの派手なステテコが街中に進出してくることはないでしょうが、超軽装はときとしてマナー違反も引き起こします。

何よりも“常識の範囲”は必要。そして大事なポイントは「涼しげで清潔感のある軽装」を外さないこと、になるのではないでしょうか。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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