FC2ブログ

「仙台七夕まつり」の成功を祈って

7月を迎えて頭の片隅をフッと「仙台七夕まつり」の行事がよぎりました。

以前、宮城・仙台市への出張の際、ちょうどこの行事の真っ盛りだったことが記憶にあり、また、今年は3・11東日本大震災で大きな被害を受けた地域だけに“今年はどうするのだろうか?”ということなどが気になっていたからでした。

さっそく、公式サイトへアクセスして見ました。ウーン、さすが! の伝統行事です、思わずホッとして顔が緩んでしまいました。

飛び込んできた画面には「こんなときだからこそ」の力強い文字とともに「仙台七夕まつり協賛会」は例年通り、8月6日~8日の3日間開催を告知。「被災者にも節電にも配慮するため、豪華絢爛とはいかないかもしれないが、復興を目指す東北の姿勢を全国に訴えたい」と決意を表明していました。

私が見た当時、過去はそれこそ、豪華絢爛! がウリだった仙台の七夕まつりです。日本の「3大七夕祭り」といえば、神奈川・平塚市、愛知・安城市、それに宮城・仙台市が定番的に挙げられていますが、その中でも仙台市のそれは、もちろん年々、世相の反映による盛衰はあるものの、飾り付けの華やかさを景気の象徴とする意気込みが見られたものでした。

こと座(ベガ星)とわし座(アルタイル星)が7月7日に接近することで「七夕伝説」は、織女星と牽牛星の年に一度の逢瀬(おうせ)とロマンチックに行事化されました。

資料によるとその起源は、織物の上達を願う中国の宮廷行事「乞巧奠(きっこうでん)」と言われています。織女星と牽牛星が接近する旧暦7月7日夜、夫人たちは祭壇に針を捧げ、庭にはムシロを敷いて酒、さかな、果物などを並べ、星を眺めながら、織物(針仕事)が上手になるように祈った、とありました。

「っていうかァ~、それって遠距離恋愛?」
「マジ、耐えられない!」

あの日夜、七夕まつりでにぎわう仙台の繁華街では、まず針仕事なんぞには縁のなさそうな、というより、そもそも「針仕事って何?」と聞かれそうな女のコたちが、浴衣姿でキャッキャとはしゃいでいました。夜空の星も遠慮しそうな花火の華やかさ。彼女たちにとっては、起源とか由緒とかは別にどうでもよく、にぎやかなイベントを仲間たちと思い切り楽しみ、それでも短冊には「祈願! 理想の男のコの出現!」などと屈託なく書き込んでいるのでしょう。

そんな彼&彼女たちが、今年はいつもと違う「復興と鎮魂」をテーマとした“東北の元気”を背負い、全国に発信します。今年は例年豪華な笹飾りが、あるいは質素になるかもしれませんが、2011年夏の「仙台七夕まつり」を復興の象徴として新しいスタートを切ってほしい、と心から思います。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR