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続・ゴルフ「全米女子オープン」の波乱

いやはや・・・過酷です。テレビの画面を通しても選手たちの消耗度、大変さがうかがえ、それは一方、どんな状況下に置かれても、最後まで戦い抜くだけの体力、精神力、集中力などが保持されていてこそ一線級のトップ・プロなのだ、ということを、あらためて認識させられました。

米コロラド州コロラドスプリングスのザ・ブロードムア東コースで開催されているUSLPGAツアーの今季メジャー第3戦「全米女子オープン」の過酷すぎる72ホールです。同オープンは現地時間7月10日(日本時間同日)にやっと・・・それこそやっと、という感じで最終ラウンドにこぎつけました。

同日の最終ラウンドは日程通りですが、7日の開幕以後、悪天候により中断、長時間の待機、再開、日没サスペンデッド・・・の繰り返し。この日も第3ラウンドの残りを早朝から行ったあと、引き続き最終ラウンドを行うという36ホールの戦い、選手たちにとっては、まさに生も根も尽き果てました、といった日々になったのでは・・・と思います。

さて、女子ゴルフ界の最高峰を争う、このホットな戦いは、第2ラウンドを終えて日本の、藍&美香のダブル宮里が、ワン・ツーを占めたことで一気に盛り上がりました。通算5アンダーで宮里美香(21)が単独首位、1打差の2位に宮里藍(26)がつけるという、願ってもない展開となったのです。

やはり日没サスペンデッドで大事な第3ラウンドは持ち越され、最終日に第3、最終の36ホールを行うという、またまたハードな展開となりました。その模様は、テレビ朝日が7月11日午前4時から放送しており、これは見逃すわけにはいきません。

生も根も尽き果てて・・・

が、画面に現れたダブル宮里は、第3ラウンドでともに5オーバーの76を叩き、スコアを落としていました。ちょっぴり残念! とはいえ、最終ラウンドに入り、前半アウトの途中でまた、あの非情なラッパが鳴り響き、雷注意報のため約2時間半の中断を余儀なくされる邪魔が入ったものの、アウトを終えて宮里藍が3バーディー、2ボギーと粘り、スコアを通算イーブンに戻して首位に4打差、宮里美香も通算1オーバーで、ともにまだまだの期待を抱かせました。

中断に対して、大会を中継するテレビ朝日の処置には、ちょっぴり敬意を表したいものがありました。「局の英断かな?」と感じられたのは、中断後、中継はいったん打ち切られ、番組表通りに「やじうまテレビ」(午前7時~)「モーニングバード!」(午前8時~)が放送されましたが、再開された時点で「モーニングバード!」がスパッと打ち切られ、ゴルフの中継に切り替えられたことでした。

月曜日朝の通勤時間帯にどれだけの視聴率が稼げたかは分かりませんが、他の番組を変更して最後までゴルフの中継にこだわった姿勢は好感が持てました。

その意味でも、テレビを通した日本のファンの声援を糧にしてほしいダブル宮里でしたが、後半インに入り、藍&美香は、ともに11番からのボギー(藍は3連続、美香は2連続)で沈みました。最終ラウンド、攻めのバックナインでボギーを叩くことがどれだけ痛いことか、肩を落とす宮里藍の姿には、激闘に耐え続けてここまできた疲労がドッとのしかかっている感じでした。

藍&美香の最終組が疲労の色濃く13番を終えたとき、ここでまたまた日没サスペンデッドが告げられました。暫定首位はすでにホールアウトしたソ・ヒキョン(韓国)の通算3アンダー。予備日に当てられている翌日の月曜日(現地時間)に残りの5ホールが行われますが、一夜明けて体力、気力が回復した中で果たして、優勝戦線をも含んだ土壇場の波乱は起きるのでしょうか。


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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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