今季のプロゴルフ界を振り返ると・・・

男=34歳、女=27歳-。

国内プロゴルフの2011年シーズンは、男女とも幕を閉じましたが、賞金獲得の最終ランクを見ながら、アレレ! と思ったのが、トップ10に入った面々でした。

アレレ! は結構、年齢層が高いなァ、と思った感想であり、10人の平均年齢を出して見たら、上記の結果となりました。

特に男子プロは、最高齢が谷口徹の43歳(賞金ランク4位)を初め、40代が他に藤田寛之(42歳=同5位)、平塚哲二(40歳=同9位)と2人います。

若手の20代は、賞金王となった韓国の相文(ベ・サンムン=25歳)は別として、日本人選手では石川遼(20歳=同3位)の一人だけ。石川とともに若手の台頭を支える池田勇太(12月22日の誕生日で26歳)は、ランク11位でトップ10からは外れました。

一方、女子プロはあまり、年齢など詮索しない方がいいのでしょうが、この際、失礼させて頂きますと・・・。

トップ10入りの最高齢が不動裕理の35歳(賞金ランク9位)で他は、賞金女王となったアン・ソンジュ(24歳)と2位の李知姫(イ・チヒ=32歳)、さらに全美貞(29歳=同6位)、フォン・シャンシャン(22歳=同7位)ら外国人勢を除き、日本勢は20代後半が中心、20代前半は有村智恵(24歳=同3位)と笠りつ子(24歳=10位)の2人だけでした。

まだまだ優位の座を譲らないベテラン勢

さて、この情勢をどう見るか、ということになりますが、男子ツアー界は石川の出現、それに続けと若手の台頭が顕著となり、新旧の勢力争いがツアー界を活性化させている、と、一時の低迷からの上向きが言われるようになりました。

女子ツアー界は、男子以上にそれが指摘され、宮里藍の出現後は、新しい顔が次々に登場してツアー界をにぎわせ、事実、私は久々に取材に出かけたあるトーナメントで、JLPGAの樋口久子会長(当時=現・相談役)に「このところのトーナメントは、毎日見ていないと流れが分からなくなるほど変化が激しいですよ」と言われたことがありました。

確かに女子ツアー界は、不動裕理が00年から6年連続して賞金女王の座を獲得した“絶対女王”の時代に宮里藍が現れ、不動を中心とするベテラン勢と、宮里に追いつけ、追い越せ、を合言葉とする若手群が激しくしのぎを削り合いました。

不動が勢いをなくした06年以降、大山志保、上田桃子、古閑美保、横峯さくら・・・と賞金女王が年々、変わっていることが、その象徴でもあったでしょう。

それはそれで面白いことではあるのですが、うがった見方をするなら、群雄割拠(といえば聞こえはいいのですが・・・)のスキをついて、不動のような絶対的な実力を持たない選手が“たまたま”勝ち取ってしまった、という印象も受けました。

案の定! などといってはいけないのでしょうが、韓国勢の台頭が始まると男女とも、賞金ランク・トップの座を彼&彼女たちにあっさりと譲ってしまっています。

今季の賞金ランク・トップ10の平均年齢から感じられることは、新旧交代が指摘されながらも、まだまだベテラン勢の威力は歴然としたものであることです。これを追い抜こうとする若手群は、そこここに芽を出しているのですが、ゴルフというメンタル競技にあって、欠かせないのは経験の積み重ねであり、単に勢いだけでは太刀打ちでないのだなァ、ということをつくづく感じます。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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