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長谷川穂積の再起戦に思うこと

「春眠暁を覚えず」・・・というにはまだ、寒すぎますが、2月4日は暦の上では“立春”でもあり、あえて使わせていただくことにしましょうか。ぐっすりと眠り込んでいたプロボクシングの前WBC世界フェザー級王者・長谷川穂積(31=真正))にこれをあてはめ、そろそろ“お目覚めのときが来ましたよ!”と・・・。

帝拳ジムがこのほど発表したWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生(あおう)隆寛(27=帝拳)とWBC世界バンタム級王者・山中慎介(29=同)が、それぞれ防衛戦を行うダブル・タイトルマッチ(4月6日=東京国際フォーラム)に長谷川の再起戦が組み込まれました。フェリぺ・カルロス・フェリックス(30=メキシコ)とのノンタイトル10回戦です。

長谷川がV10を誇ったバンタム級からフェザー級(ともにWBC)に階級を上げて2階級制覇を達成後、フェザー級の初防衛戦で敗れた(4回TKO=ジョニー・ゴンザレス)のは昨年4月8日(神戸ワールド記念ホール)のことでした。

その後、8カ月を経て昨年12月17日(兵庫・神戸市立中央体育館)にフェリックスと再起戦を行うことが決まりましたが、これは長谷川が直前になって右肋骨を骨折するアクシデントに見舞われて延期され今回、やっと実現する運びとなりました。

緊張を強いられた8年間からの解放

相手のフェリックスは「WBCスペイン語圏フェザー級王者」で18戦全勝(10KO)の戦績を誇る未知の強豪と言われています。

ところで長谷川のプロ33戦(29勝=12KO=4敗)を見ていると凄いことに気付きます。何か? というと、今回のノンタイトル戦は、04年10月の鳥海純(ワタナベ)戦以来、実に8年ぶりとなり、その間、すべて世界戦の緊張を強いられる過酷な条件下で試合を消化し続けてきたことになります。

当初、予定されていた12月の時点で長谷川は「相手のことは何も知らない。楽しんでやりたい。それが最大のテーマ」と話していましたが、長谷川自身、身を削る緊張感の中に8年間も放り込まれていたことが、知らずのうちに本来のリラックス、のびのびと楽しむことを忘れさせていたのかもしれません。

とともに12月の時点で、勝敗に関わらず内容に納得できなければ次はない、と内容次第でラストマッチとなることを示唆していました。

もし、納得のいく勝ち方が出来て、次に進むなら世界挑戦が控えており、今回の試合は世界前哨戦ともなります。

昨年4月8日の敗戦から1年、春眠をむさぼっていた長谷川が、すっきりと目を覚ますことができるかどうか、目が離せない再起戦となりそうです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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