今年の宮里藍は?

国内女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーの今季開幕戦は、沖縄恒例の「ダイキン・オーキッド・レディース」(3月2日開幕=琉球GC)ですが、2月9日、一足先に米女子プロゴルフ(USLPGA)ツアーが開幕しました。オーストラリア(メルボルン)で初日の熱戦を展開させた「ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン」(ロイヤル・メルボルンGC)です。

この模様は、何とWOWOW(プライム)が同日午後零時55分から生中継するという、これまでなかったことをやってのけてくれました。衛星放送の持ち味を生かし、この大会は4日間とも生中継されますが、WOWOWによると、今季は開幕戦を含む開幕3試合、ほかに「クラフト・ナビスコ選手権」(現地時間3月29日開幕)「全米女子プロ選手権」(同6月7日開幕)のメジャー競技など10試合の計13試合の中継を予定しているとのことで、ゴルフファンにとっては、うれしいライブ中継となりそうです。

さて、今年のUSLPGAツアーは、オーストラリアでの開幕戦を皮切りに第2戦タイ(「ホンダLPGAタイランド」=2月16日開幕)第3戦シンガポール(「HSBCチャンピオンズ」=2月23日開幕)を経て、第4戦から米本土に移行していきます。

宮里藍(26=サントリー)上田桃子(25=フリー)宮里美香(22=NTTぷらら)らの主力組は、そろって第2戦から出場の予定ですが、今季で早くも米ツアー本格参戦7年目を迎える宮里藍の見どころは、どんなところにあるのでしょうか。

昨季の宮里藍は、日本が3・11東日本大震災に見舞われたことによる精神的な苦悩もあり、心の試行錯誤が多くあったようですが、7月の「エビアン・マスターズ」で勝利を挙げ、やっと気持ちの整理をつけた、と言います。

賞金ランクは8位でしたが、トップ・テン入りに加え、年間獲得賞金額は3年連続で100万ドルの大台を突破しており、実力者としての地位を揺るぎのないものとしています。

念願の「年間最優秀選手賞」獲得の条件は?

もっとも、心残りだったのは、目標としていた「年間最優秀選手賞」を逃したことだったでしょう。

昨季の米女子ツアーは、曽雅妮(ヤニ・ツェン=台湾)が独壇場といっていいほどの活躍を演じ、メジャー2勝を含むツアー通算7勝を挙げ、賞金女王、ロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)ベアトロフィー(最少平均ストローク賞)など主要タイトルを総ナメにしてしまいました。

今季も曽雅妮の勢いは、新たな旋風を巻き起こしそうですが、それを押さえて宮里藍が目標を達成させるには、何が必要となるでしょうか。

「年間最優秀選手賞」の獲得はポイント制で争われます。年間を通した試合でトップ・テンを基本として優勝30点、2位12点、3位9点、4位7点、以下、6~1点・・・メジャー競技では、それが2倍のポイントとなります。

昨季の宮里藍は、65・00点で11位でしたが、曽雅妮を見ても分かるようにまず、コンスタントにトップ・テンに入る安定感、加えてポイントが倍化されるメジャー競技に何としても勝ちたいところです。

こうしてみると自然に宮里藍が今季、目指しているものが浮かび上がってきます。

ちなみに岡本綾子は、1987年に年間4勝を挙げ、外国人選手として初の賞金女王の座を獲得するとともに年間最優秀選手賞も68ポイントで獲得しています。

藍ちゃんには、追いつけ! 追い越せ! で目標達成。頑張ってほしいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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