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“勝てば官軍”なのです

いやはや、ど~も・・・。
日本中が一夜にして一転、岡田ジャパン一色になってしまいました。
サッカーのW杯南アフリカ大会での日本の1次リーグ初戦、カメルーンを1-0に下した勝利です。
「勝てば官軍」とはよく言ったもの。これほど言いえて妙、の出来事はそうそうあるものではありません。

開幕直前まで渦巻いた岡田ジャパンへの低評価は6月14日夜、テレビの画面に向かった人々にも、さほど期待を与えていなかったに違いありません。私自身の予想も、今大会の日本は一次リーグ全敗で敗退だろう、でしたし、W杯という国の威信を懸けた最高峰の戦いの場で、日本代表の攻撃力不足、決定力不足は、致命的だろうとの見方でした。

この試合を中継したNHK総合の視聴率(関東地区)は第1部(前半)が平均44・7%、第2部(後半)が同45・2%、瞬間最高は49・1%という高い数字を出したことが15日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになりました。

だいたい関東地区での視聴率1%は約17万4000世帯に当たると言われています。45%で計算すると783万世帯。午後11時からの遅い時間帯でもあり、一世帯平均家族4人が顔をそろえて見ていたとすると約3132万人。これが全国なら・・・。

多くの視聴者は前半戦、勝利への期待感というよりはむしろ、ビール片手に日本代表のふがいない戦いぶりをじっくり見てやろうじゃないか、そして後日、酒の肴(さかな)に惨敗をやり玉にあげてやろうか、といった意地の悪さ、冷ややかさが腹の中にあったかもしれません。開幕直前の4試合を全敗、しかも、得点はわずか1点だけの迷走では、それも仕方のないことだったでしょう。

が、前半39分、本田圭佑が先制弾を叩き込んでオオッ! と状況は一変、見る目が変わってきます。

やったぞ! このまま守れ!
リードで前半を終えろ!

後半戦を迎えると視聴者はもう、ビールなど飲みながら高みの見物を決め込んでいる場合ではなく、まぎれもなく勝利への期待にあふれ始めます。カメルーンの反撃。ロングボールで詰め寄り、次から次へのシュート。

頑張れ! ニッポン。
守れ、守れ! 
ゴールを死守する鬼の形相・川島永嗣、いいぞ! 頼むぞ! 

虎の子の1点を全員で守り抜いて試合終了。危ネー、危ネー。追加点が取れればもっと楽になったことでしょうが、それがないことろが、いかにもヒヤヒヤ岡田ジャパンの背水の陣らしさ、とも言えたでしょうか。

勝ち方なんてどうでもいいんです。負けさえしなければ・・・。この世界、なにしろ「勝てば官軍」なのです。なぜなら初戦突破、幸先のいいこの勝ち点3は、戦前に岡田監督が話した「目標ベスト4」を冷ややかに聞いていた連中をひょっとしたらともう、その気にさせ始めてしまっているのですから。

まあ、そういうことは別にして、この勝利がもたらした最も大事なことは、世の中を明るくしたことです。
まさに政治を超えた“スポーツの力”でしょう。
さあ、イケイケドンドン! で世の閉塞感打破!
実力的にはまず勝ち目のない次戦19日のオランダ戦ですが、そこにあるいは、の期待をもたらしたことは大きいことです。

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No title

本当に最後まで目が離せない試合でしたね。後半ロスタイム4分がどれだけ長く感じたことか・・・。私も岡田ジャパンに期待し始めたひとりです。ガンバレニッポン!!
プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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