見逃せないGW決戦!

大型連休となるGWがいよいよスタートしました。

この期間、何をどう楽しむのかは、人さまざまでしょうが、ボクシング・ファンにとって見逃すわけにいかないのが、5月5日(日本時間同6日)にラスベガス(米ネバダ州)の「MGMグランド」で行われる元3階級制覇王者ミゲール・コット(31=プエルトリコ)vs元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(35=米国)のWBA世界スーパーウエルター級タイトルマッチでしょう。
(この模様は6日午前11時からWOWOWで生中継されます)

2人が現在、保持するベルトは、コットがWBA世界スーパーウエルター級王座、メイウェザーがWBC世界ウエルター級王座ですが、今回はコットのベルトにメイウェザーがチャレンジャーとして挑む形です。

とはいえ、どうしても試合の中心はメイウェザーであり、メイウェザーのケタ違いのスピード、危険を冒すことのない負けないボクシングを、コットがどう自分の距離での打ち合いに持ち込みながら崩すか、というところに焦点を合わさざるを得ません。

前回(昨年9月17日)メイウェザーは、WBC世界ウエルター級王者ビクター・オルティス(米国)の王座に挑み、4回KO勝ちしました。が、その内容は“らしい”といえばらしい、後味の悪さだけを残す勝利となりました。

4回、オルティスがバッティング(減点1)を犯し、レフェリーが試合を一時ストップさせ、その後の再開で、オルティスが謝罪のためにグローブを合わせようとしたとき、メイウェザーがパンチを打ち込み倒してしまったのです。

下馬評はメイウェザーの圧倒的有利だが・・・

会場からはブーイングが起きたものの、レフェリーが再開を告げた後の出来事であり、加えてレフェリー自身もその瞬間を把握していなかったようで、ルール的に問われることはありませんでした。しかし、これはフェアかアンフェアか、が問われる行為であり、いかにも“ヒール”らしいメイウェザーの“せこい”やり方は、ひんしゅくを買っても仕方のない出来事でした。

さて、メイウェザーは、勝利のたびに次戦、マニー・パッキャオ戦が候補に挙がります。このオルティス戦も、パッキャオ戦を視野に入れたもの、とされ、さあ、実現か! と身を乗り出す思いでしたが結局、今回実現したのはコット戦でした。

そのコットは気持ちの上で上昇気配なのではないか、と思われます。なぜなら前回(昨年12月3日)のアントニオ・マルガリート(メキシコ)戦、コットは10回終了、TKO勝ちを収め、WBA世界スーパーウエルター級王座の2度目の防衛に成功するとともに、プロ初黒星を喫した08年7月のマルガリート戦(11回TKO負け=WBA世界ウエルター級王座陥落)のリベンジを果たしたのです。

ことボクシングにおいては完璧なメイウェザーのウイークポイントを探すなら、身辺を騒がす私的な事件でしょう。

10年9月、元恋人への暴行などで逮捕され、11年12月、裁判では禁固90日プラス社会奉仕活動への従事などの実刑判決を受けたことが話題となりました。

今回の試合は、この刑の執行が延期されたことにより、実施されることになったのですが、そうした精神的負担がメイウェザーにどれだけマイナス材料としてのしかかっているのか、興味があります。

もっとも、そうしたことも発奮材料として、平気にプラス材料に転じてしまうのが、メイウェザーの持ち味であるなら、コットの不利説を覆すことはかなり難しいことかもしれません。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR