パッキャオに危険な相手?

さあ、出番です、パックマン!

6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(33=フィリピン)が、現在保持するWBO世界ウエルター級王座を懸けた同級タイトルマッチは、いよいよ6月9日(日本時間同10日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンで開催されます。
(試合の模様は6月10日午前10時45分からWOWOWプライムで生中継されます)

昨年11月12日(現地時間)のファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)戦=パッキャオが2-0判定勝ちで3度目のWBO世界ウエルター級王座防衛=以来、約7カ月ぶりの出陣となるパッキャオの相手は、元WBC&WBO世界スーパーライト級王者で「デザート・ストーム(砂嵐)」の異名を持つ実力者ティモシー・ブラッドリー(28=米国)です。

ブラッドリーはここまで、29戦28勝(12KO)1無効試合と無敗の戦績を誇っており、打ち出したら止まらない(止められない?)連打が異名「デザート・ストーム」の由来となっているのだそうです。

この対戦、パッキャオが有利、との下馬評は依然、覆ることはありませんが、前回、3度目の対戦となったマルケス戦で“完全決着”が期待されながら「思うような試合ができなかった」(パッキャオ)と苦戦を強いられており、その流れもあって、周辺からは、なにやら危険なニオイがするね、パッキャオもちょっとヤベーんじゃないの? などという声も聞こえています。

「今回は“ヤベ~”ぞ」の声も・・・

このところのパッキャオには、常に次戦フロイド・メイウェザー(米国)戦がつきまとい、浮かんでは消える状況が繰り返されています。そうした中で決まる対戦相手は、どこか“中継ぎ”的、代替選手? といったような印象も与えますが、今回のブラッドリー戦は波乱含み、一見の価値がありそうです。

というのも、ブラッドリーが大激戦区であるスーパーライト級で2団体統一を果たした実力派の王者であること、何よりも状況に応じた対応力が優れている選手、などという高い評価を耳にするからです。

そう、無敗などというトップ・クラスが必ず持っているものは、これは元世界王者の浜田剛史氏もよく口にすることですが、これがだめならあれ、あれがだめならこれでどうだ、という状況に応じた修正能力(対応力)、引き出しの多さなのです。

ブラッドリーに勝機が訪れるとしたら、パッキャオの前で自分のボクシングを貫けるかどうか、でしょうね。そう、今年5月5日(現地時間)に行われたWBA世界スーパーウエルター級タイトルマッチで、フロイド・メイウェザー打倒まで、あと一息に迫ったミゲール・コット(プエルトリコ)のように・・・。

それにしても今回のビッグマッチ、パッキャオのファイトマネーは、前回マルケス戦の最低保障2200万ドル(約17億6000万円)を超える、と言われています。その額は果たして、どれくらいになるものなのか。2500万ドルを超えてしまうのか!。

もちろん、この最低保障額にペイパービューの売り上げが加わるわけで、政治家としても忙しそうなパッキャオが、時間をさいてラスベガスのリングに上がるのも分かろうというものです。

パッキャオにとっては、文字通り「ビッグ・ファイト=ビッグ・マネー」の魅力の大一番、限界説なども出始める中、砂嵐に向かって、いつも通り、前進できるでしょうか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR