続・ついに実現! 西岡vsドネア戦

プロボクシングの帝拳ジム(東京・新宿区=本田明彦会長)が8月15日午後、東京都内のホテルで開いた記者会見に出席してきました。

前日8月14日付でこの欄に書きましたが、WBC世界スーパーバンタム級名誉王者・西岡利晃(36=帝拳)vsWBO&IBF世界同級王者ノニト・ドネア(29=フィリピン)のビッグマッチが決定、その正式発表の場です。

試合は予定通り、今秋10月13日(日本時間同14日)=WOWOWが午前11時から生中継=に米カリフォルニア州カーソンのホーム・デポ・センターで行われ、西岡が持つ名誉王者は試合に懸けられないため、WBCから提供された「WBCダイヤモンド王座」を、ドネアは現在保持するWBO&IBF王座を懸ける3団体王座統一戦という、西岡に言わせれば「(3団体統一なんて)まるで漫画のよう」なドリーム・マッチの実現となりました。

昨年10月1日(日本時間2日)、西岡が米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ホテル&カジノで行ったV7戦(○判定 対ラファエル・マルケス=メキシコ)で、観戦に来たドネアが「次の相手は西岡」と発言、点と点だった2人が、この瞬間、線で結ばれましたが、それから1年、紆(う)余曲折を経て、ようやく実現にこぎつけました。

念願がかなった形の西岡ですが、会見での抱負をまとめてみましょう。

-今の気持ちは?
「まず、この試合が実現したことに感謝します。昨年末からずっと、ドネア戦に絞ってトレーニングを積んできました。対戦が決まって今、ワクワクしています」

-ドネア戦を熱望してきましたが・・・。
「海外(メキシコ)での防衛、ラスベガスでの防衛、ともに果たして来ました。もう、普通の防衛戦では燃えられない。ドネアに勝つことが一番燃えられる、と思い、熱望してきました」

-ドネアの印象は?
「左フック、左アッパー、そして右も、みんな強く、足もある。何でも出来る万能型の選手と認識しています。今度会ったときは“2人で最高の試合をしよう”と伝えたい」

3団体統一戦なんて・・・漫画みたい

-どんな練習を?
「いつも通りのものです。今、調子はいい。これからも、これまで通りの練習を続けます」

-勝利への自信は?
「確信しています。WBCダイヤモンド・ベルトを懸けられること(これまでマニー・パッキャオら4人が受けている)は励みになるし、3団体統一戦なんて漫画みたいな話だけど、ワクワクしていて今、楽しみしかありません」

-この試合をどう位置づけますか?
「この試合を1年間、望んできた。ボク自身の強さを証明する試合としたい。(勝つ)自信はあります。(どのあたりに・・・の質問に)どのあたりと言われても・・・勝つ自信があるからです」

記者が聞きたかった“位置付け”に関しては、帝拳ジム・本田明彦会長がこう語っていました。
〈西岡にとってケジメとなる試合と考えている。結果が出て西岡がどう考えるかは、そのときの話だか、私は西岡の集大成の試合と考えています〉

まあ、先の話は別にして、ジムの先輩世界王者・浜田剛史氏(帝拳プロモーション代表)は、勝負の行方について、こう語りました。
〈ドネアのパンチは軽量級離れしています。振りが大きいとの声もありますが、スピードがありますから、大振りのマイナス面が消され、威力が増す形となっています。この“嵐”を西岡が、どう崩していくか、どう左を叩き込んでいくか、がポイントでしょう〉

西岡が不敵にも再三、繰り返した「ワクワクする試合」は、見守るこちらも同じです。もっとも、こちらには「ドキドキ感」もつきまといますが・・・。

正式発表の会見に際して、米国で著名なボクシング・ライターであるダン・ラファエル氏のコメントが寄せられました。彼は賛辞の最後にこう記していました。

〈このメーンイベントは、世界で最高のスーパーバンタム級2選手が争う、実に興味深い好試合である〉

と-。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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