最強アマの注目される「Xデー」

“最強!”の呼び声高いアマゴルファー・松山英樹(20=東北福祉大3年)の、プロ転向の時期はいつになる? との“Xデー”がこのところ、取り沙汰されています。

松山は10、11年の「アジア・アマチュア選手権」(12年は「アジア・パシフィック・アマチュア選手権」に名称変更)を連覇、優勝者に与えられる「マスターズ」への出場権を2年連続して獲得しましたが、今年は4位に終わり、来年のマスターズ出場権を得られなかったため、プロ転向説が一気にクローズアップされてきました。

松山自身は、2週前の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月11日最終日=静岡・太平洋クラブ御殿場コース)の開幕前に「シーズン終了後に結論を出したい」と、今オフに去就を決断することを初めて明言した、と報じられました。が、彼の、プロ転向か、アマ続行か、の判断は、なかなか微妙なものがあって難しいようです。

前週の国内男子ツアー「ダンロップ・フェニックス」(11月18日最終日=宮崎・フェニックスCC)で2位となった松山は、アマチュアゆえに賞金は得られませんが、今季の出場6大会(マスターズ=54位=を含む)の成績を賞金で換算すると4735万4000円となり、さらにこれまで出場したツアー競技計23大会の成績を賞金で換算すると、実に1億円弱、9793万9135円となることが判明しました。

アマチュア選手としては出色の戦績です。松山は昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で優勝を飾っており、その優勝で得たツアー出場資格(その年と翌年から2年間)は、来シーズンまで効力があり、プロ転向→即シード選手としてツアーに臨むことが可能の情勢にあります。

「日本の希望」としての期待とともに・・・

が、今年のマスターズで最終日、80を叩いて大失速した松山には、このままでは引き下がれない思いが、胸中強く渦巻いていることでしょう。

とりあえず、マスターズ委員会からまだ、招待状が舞い込むかもしれないことに望みを託し、来年3月中まで今の状態で待機、招待がなければプロ転向してプロとして再来年のマスターズに挑むか、あるいは大学の最終学年となる来年中はアマチュアで活動、アジア・パシフィック・アマチュア選手権での優勝で再来年のマスターズを目指すか、が当面、考えられる松山の選択肢ではないでょうか。

としても・・・です。松山のプロツアー出場の戦績が、賞金額に換算して1億円近くになっているなんて、何とも“もったいない”ハナシ! です。

松山が2位となった「ダンロップ・フェニックス」で優勝した世界ランク2位、昨年の米国&欧州両ツアーの賞金王に輝いたルーク・ドナルド(英国)が、松山の存在を「名前は知らなかったが、日本の希望であることは確かだろう」と称賛していました。

人気面で依然、低迷を続ける国内男子ツアーです。大詰めのこの時期を迎えると、来季の試合数を含むツアー構成も運営サイドには気に懸かることとなってきます。

松山らイキのいい若手の台頭と、それに伴う去就問題などが、大きな話題となってファンを振り向かせてくれるなら、復権への起爆剤となって“日本の希望”に灯をともしてくれることは間違いないだろう、と願いたいところです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
ランクアップにご協力下さい
↓↓↓↓クリック↓↓↓↓
QRコード
QR