こういう一日があってもいいか・・・

紅葉の見ごろからちょい、後れをとった12月3日、たまには酔い処(どころ)を忘れ、紅葉見物と温泉の、ノンビリ日帰りツアーはどうだい、ということになり、友人3人と連れ立って、いざ出陣! となりました。

JR東海道本線の「茅ヶ崎」駅前に、眠い目をこすりつつ午前9時集合。友人の1人、女性のTさんが運転する車に乗り込み、目指すは“紅葉の名所”とされている「曹洞宗 大雄山最乗寺」(神奈川・南足柄市大雄町)です。

実はこの企画、車の運転を買って出てくれたTさんの発案でした。日ごろ、何かというと、では、とりあえず・・・と、ナントカの一つ覚えのように呑み処に足が向く男どもには、なかなか思いつかない発想であり、従って、ただただ、ハイハイ、と彼女の言いなり、ところで今、どこ走っているの? といった感じの道中となりました。

「大雄山最乗寺」に向かうには、電車の場合、JR東海道本線「小田原」駅から伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り換えて「大雄山」駅まで約20分。そこから寺への入り口となる「道了尊」までバスで約10分の道のり。ここへはやはり、車利用の方が便利のようです。

この日の空模様は、朝からどんよりとブ厚い雲に覆われ、もう12月、寒さも一段と厳しさを増してきたなァ、といった感じです。夕方からは雨の予報。車中の男どもは「紅葉見物は雨が降る前、早めに切り上げて温泉温泉! そのあとビール!」と、午前中からもう、そちらの楽しみの方に気持ちが向いてしまっています。

ああ、情けない! ブ然としてハンドルを握るTさん。彼女は森林浴が大好きで時折、暇を見つけては「森の木々が私を呼ぶんですヨ」と、この地へ足を運ぶのだそうですが、どうにも男どもは、その種のテーマにはうとく、フ~ン、そう、などと相槌を打つものの、なかなか彼女が切り出す話題と交わらず、そんなこんな、のうちに早くも目的地に到着してしまいました。

大雄山最乗寺散策

しっかりとした駐車場があり、お寺へのアプローチは、これまたしっかりと舗装された、バスが通れる道路があり、大雄山最乗寺は曹洞宗の名刹・古刹として結構、開発され、整備された観光スポットのように見えました。

実際、行楽客は、バスでここに乗りつける団体さんも多いとのことで、その通り(観光地化)なのですが、奥へ奥へと歩みを進めると、鬱蒼(うっそう)と茂る森が、次第には深さを増して神秘的、自然の迫力をかもし出してきます。

そこに彩を添える黄色を中心とする紅葉の美しさには、思わず感嘆の声がでてしまうほど。Tさんが言った「森の木々が私を呼んでいる」の言葉が、にわかに実感として生きづいてくるのを感じました。

この地を紹介する資料には「開創以来、600年の歴史を持つ、関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山にみなぎり・・・(略)」とありました。

「凄ぇ!」「美しい」・・・男どもは、しばし、言葉もなく、自然の驚異に脱帽のテイです。命の洗濯、心が洗われる、とはまさに、こういう中に身を置くひとときを言うのでしょうか。それぞれが何かを心に感じ、それを明日への活力とすべく下山となった次第でした。

その後はやはり、お楽しみのメーンである入浴と食事です。大雄山最乗寺は、付帯施設として宿泊も可能な温泉施設(民間が運営しているとのことでした)があり、のんびりと時間を気にすることもなく汗を流すことができます。

心を洗い、体も洗う、何やら日ごろの生活サイクルからは随分とかけ離れた時間。まあ、たまには、こういう一日があってもいいか、と、不思議な満足感に満たされて出発点の茅ヶ崎に戻りました。

・・・で、お疲れさんでした! と別れ際、車を運転とてくれたTさんは、そのまま帰りましたが、男ども3人は・・・ちょいとこのままでは別れにくく、そのまま向かったところは、またまた呑み処となりました。

昼間は良かった。その分、夜のひとときもまた、いつも以上に良かった。“良かったづくめ”の日・・・まあ、たまには、こういう一日があってもいいか、と緩みっ放しとなりました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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