高齢化社会が抱える諸問題

先日、小・中学校時代に同級生だった旧友3人(男性1人、女性2人)と久々に再開。横浜中華街に出向き、ワイワイガヤガヤとにぎやかな時間を過ごしました。

皆、私と同じ1944年(昭19)生まれですから、今年68歳を迎えており~お互いにトシをとったものです~社会的な区分け? に従うなら「前期高齢者」(65歳以上74歳まで)群に該当する面々です。

ちなみに「後期高齢者」は75歳以上、となるのだそうですが、やれ前期だ後期だと、お上のやることは、神経を逆撫(な)ですることばかりだよなァ、と文句を言ってみても、急速に構築された日本の高齢化社会にあっては、さまざまな制度の適用上、機械的に区分けせざるを得ないことは仕方のないことかもしれません。

それぞれの近況報告で旧友の女性一人は、主婦業のかたわら、週に数回、アルツハイマー病の老人を含む高齢者の介護を行い、さらに居住する地域の民生委員としての活動も行っているのだ、と話しました。

それによると今、民生委員としての最も大事な役割は、一人暮らしの老人宅を、とにかく頻繁(ひんぱん)に訪問すること、なのだそうです。

そう言えば、私が住む地域(神奈川県藤沢市)の「まちづくり協議会」を構成するセクションの一つとしてある「福祉推進部会」の活動概要にも「一人暮らし高齢者の見守り事業」というのが重要事項としてありました。

高齢化社会の定義は、総人口の中で65歳以上の人口が占める割合が増えること、ですが、急激にそうした社会となった日本で昨今、社会問題化しているのが、高齢者の孤独(孤立)死でしょうか。

頻発する孤独死への対処は?

日々、新聞の社会面に絶えない、こうした形の死は、核家族化などにより長期間、家族・親族に、あるいは繋(つな)がり方が希薄になりつつある近隣の人々に、気づかれないというケースが多く、その分、民生委員やボランティアの訪問介護関係者たちにその役目が回ってきてしまう、とのことでした。

確かに宅配業者によって、やっと異変が明るみに出たなどというケースもあり、この問題の深刻さが、つくづく感じられます。

私自身にしても、どうだろうか? と振り返ってみると、定年退職により会社組織を離れて以降の日々は、やはり、仕事を通して人々と関わってきた現職中と比較すれば、孤独を感じる時間が結構、多くなったことを実感します。実際、原稿書きのためにパソコンに向かうときなどは、事実上の“引きこもり”状態となってしまい、一日中、誰とも会話しない日なども出てきます。

こうした状況は、多くの高齢者が少なからず、抱えていることと思いますが、では、それをどう打破するかについては、とりたててグッド・アイディアなどないのが一般的でしょう。

しいて言うなら、ネット社会などでこれからもますます、人対人のつながりが疎遠になってくるだろう傾向を、それぞれが意識しつつ、地域での居場所を失って“無縁”とか“独居”とかの孤立状態に向かうことを避けるべく、自分に言い聞かせ、行動することが大切なのだろうなァ、と思います。

師走の慌しい中、衆院選が終わり、有権者がそれぞれ、確固たる意志を持って“選んだ”とは言い難い、嘆息が出てきそうな選挙により、自民党政権が再び誕生しました。

多くの問題を抱えて再スタートを切る復活政権の今後は、ことのほか厳しくなるだろうことは目に見えていますが、厄介さの度合いにおいてはトップクラスにある、この高齢化社会に伴う諸問題に、どう取り組み、対処していくかは、大きなテーマとなることは確かでしょう。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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