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奇遇

BS日テレが放送する「こころの歌」(毎週月曜日午後10時~)が好きで、この時間帯に在宅のときは、混声合唱ユニット「FORESTA」の、肩の力を抜いた自然体で語り継ぐ、古き良き日本の歌に聞き惚れています。

7月19日の月曜日は、安田祥子&由紀さおり姉妹をゲストに招いたスペシャルコンサートが放映され、その中で歌われた「「あざみの歌」「さくら貝の歌」「山の煙」などに一人でシビレまくりました。

これらは1945年(昭20)代の半ばに作曲家・八洲(やしま)秀章氏(本名・鈴木義光氏=故人)の哀愁にあふれたメロディーで世に出てヒット。「あざみの歌」の、やぁ~まにはやぁ~まのォ・・・は、私たちの年代が中・高校時代に自然に口ずさんでいた“こころの歌”でもあるのです。

翌7月20日夜、藤沢市内(神奈川県)の行きつけの居酒店にブラリと立ち寄ったところ、先客でうまそうにビールを飲んでいたのが沢木順さんでした。現在、ソロ・ミュージカルという独自のジャンルで活躍するアーチストの沢木さんは、知る方はもちろんご存知でしょうが、八洲さんのご子息なのです。

北海道生まれの鎌倉育ち。沢木さんは、この店を切り盛りするマスターとは同級生の間柄で、高校時代は藤沢市内の名門進学校である県立S高校の水泳部でマスターとともに活躍。進学した早稲田大学で演劇を学んで卒業後、プロとなり今日に至っています。

別テーブルでの通路越しの会話から、めんどくせぇ~なァと同じテーブルへと移り、沢木さんが私の古巣・スポーツニッポン新聞社の文化・芸能記者の数人を知っていたこともあり、話が次第に熱くなります。先日も私の友人と午後5時から始まって、マスターを交えた会話が次第に熱を帯びて止まらなくなり、気がついたら夜も白々と明けて、ついに午前5時になってしまった、という大反省があったばかりなのに、再びそんな雰囲気となっていました。(この夜は何とかその日のうちに終えましたが・・・)

沢木さんの凄いところは、衰えのない旺盛な情熱でしょうか。年齢的には既に60代の半ばに達していますが、歳には到底見えない若々しさと、本人が言う「あと15年」に燃やす前向きの熱意が半端でないのです。このあたりは私も相当に刺激を受けるところとなりました。

亡き父・八洲氏に関してもこの秋、業績を偲ぶ形で家族を中心としたコンサートを鎌倉で開催する予定でいるそうです。父が作曲した名曲の数々・・・中でも倍賞千恵子らが歌った「さくら貝の歌」は、八洲氏自身の初恋の人との死別を歌ったものと語られていますが、それを息子が歌い継ぐ“魂の継承”は、人々の涙を誘うことになるかもしれません。

それにしても「FORESTA」が歌う八洲氏の美しい旋律がまだ、心に余韻を残しているときに、そのご子息とバッタリ出会うなんて・・・。世間は狭いというか、奇遇とはこういうことを言うのかもしれませんね。








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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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