やはり“持ってる”宮里藍

凄いですね~。外電は3月15日、宮里藍(27=サントリー)の単独首位発進! を伝えてきました。

USLPGAツアーの今季第4戦「RPドネリー・ファウンダーズ・カップ」(3月14日=日本時間同15日=開幕、米アリゾナ州フェニックス、ワイルドファイアGC)第1日です。

米本土初戦となったこの大会、注目はやはり、宮里の動向でした。

宮里自身の開幕戦となった今季第2戦「ホンダLPGAタイランド」(2月24日最終日=タイ・サイアムCC)を終え、次戦「HSBC女子チャンピオンズ」(シンガポール・セントーサGC)出場のため、バンコク国際空港に向かう途中、タイの高速道路で、自身が乗った車を含む計5台が玉突き事故を起こすという不運に巻き込まれました。

そのままシンガポールへ移動。現地の病院で診察を受けた結果「軽度のムチ打ち」と診断され、大会に備えた練習にも臨みましたが、首の痛みが回復しないため大会を欠場、緊急帰国して日本で検査を受けた、という経緯があります。

交通事故と言えば、かつての岡本綾子を思い出します。以前の話ですが、新聞ネタにもなったのは確か、英国・北アイルランドでの出来事だったでしょうか。岡本の乗った車がトラックに追突された、という危ない事故でした。

岡本自身は自著「メモリアル・グリーン」で〈年中、旅をしていると事故は起こる〉と図太く? 構えており、しかし、北アイルランドの事故に関しては、さすがに冷や汗を流したようで〈ぶつかった衝撃度の度合いや状況によっては怖い思いをすることもある〉と記述していました。

玉突き事故からの復帰初戦で快進撃

まあ、振り返ってみれば、私自身もゴルフの海外トーナメント取材のとき、空港についてレンタカーを借り、そこに積まれている地図だけを頼りに大会会場まで(あるいは夜なら宿舎まで)知らない道をアバウトに一人旅しているのですから(おまけに左ハンドル、右車線通行)・・・それを一週間ごとに繰り返しているのですから、何かが起きない方が不思議だったくらいです。

岡本も、そうした危険な目に遭いながらも、しかし長年、大事に至らず過ごせてきたことは、自身が言う〈私って、もともと神経が図太いのかしら・・・〉であり、不運が向こうから逃げてくれる“運の良さ”の持ち主だった、ということも、あるいはあるのかもしれません。

同様のことを宮里にも感じます。

宮里は、日本での精密検査の結果「異状なし」と診断され、3月12日に大会の会場に入り、3週間ぶりの試合復帰に「(試合に)出られることが、凄くうれしい。ワクワクしています」と、元気そうなコメントが伝えられました。

そして迎えた第1日-。

宮里はボギーなしの1イーグル(15番パー5)7バーディーを奪う猛攻で9アンダーの63をマーク、絶好調の滑り出しで単独トップに立ちました。

あるいは、痛めた首をかばう“何か”が、体の変な力みを抜いていた、など「怪我の功名・・・」的なものが、あったかもしれません。

が、何にせよ、乗った車が玉突き事故を起こすなど、一つ間違えば危うかった出来事を大事(おおごと)にせず、復帰した試合でいきなり、首位に立つなどのことは、いまさらながら、宮里が“持ってる”証明でしょう。

まだ、シーズンは始まったばかりです。今大会がどんな結果となるか、などは分かりませんが、よい結果が出たなら、事故直後のことでもあり、何か“吉兆”の予感もします。

そう、節目のプロ10年目を迎えた宮里の今季の目標は、メジャー制覇、そして念願の「年間最優秀選手」なのです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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