続・目が離せない注目の夏!

プロに転向したロンドン五輪のボクシング(ミドル級)金メダリスト・村田諒太(27=三迫)の進む道が、徐々に明らかにされてきました。

プロ・デビュー前に世界的プロモーターのボブ・アラム氏(81)が主宰する米大手プロモーション会社「トップランク」と契約したことが大きな話題となった村田ですが、6月10日(日本時間同11日)に米カリフォルニア州で契約に関する会見が行われ、アラム氏が、村田と契約を交わした大きな理由として、同社の「アジア戦略」を掲げたことが報じられたのです。

そうした構想の元に・・・と聞かされると“なるほどなァ”と納得させられます。そういえば「トップランク」は今年1月、08年北京&12年ロンドン両五輪のボクシング(ライトフライ級)金メダリスト・鄒市明(ゾウ・シミン=中国)と契約を交わし、プロ・デビュー戦を同社初となるアジアでの試合(マカオ)を行っています。

同社の五輪金メダリストとの契約は、今年4月、あのノニト・ドネア(フィリピン)を下してWBA&WBO世界スーパーバンタム級王者となったギエルモ・リゴンドー(キューバ)やユリオルキス・ガンボア(同)らがいますが、アジア市場の開拓に目を向けたとき、鄒と村田の両輪は、これ以上ない“核”となることでしょう。

さてさて・・・村田は、今夏に予定されるプロ・デビュー戦を含む3試合を国内で行います。これは村田が所属する「三迫ジム」(三迫仁志会長=東京・練馬区)と協力関係にあるフジテレビが3試合の契約を交わしているためです。

では4戦目以降、村田が「トップランク」のプロモートにより、主戦場を海外に移した場合、ファイトマネーはどれほどのものになるのでしょうか。

アラム構想「アジア戦略」の核として!

例えば鄒の場合、30万ドル(約3000万円)とされました。この金額は、プロ初戦の報酬としては破格とされています。鄒の2戦目は7月にも、やはりマカオで行われる予定ですが、初戦の報酬にどれだけ上積みされることでしょうか。

五輪を連覇した鄒のプロ・デビュー戦30万ドルが破格であるなら、村田のそれは“その半分”が妥当? とされるのでしょうか。もちろんライトフライ級とミドル級とでは、面白さが違い、村田には、それ相応の報酬が保障されると思いますが・・・。

そして・・・です。ああだ、こうだ、と言い合う記者仲間の話題は、最後には、村田のプロ・デビュー戦の相手は誰がいいかね~? という核心に突き進んで行きます。国内の試合をプロモートするのは「帝拳ジム」(本田明彦会長=東京・新宿区)ですが、相手探しは頭の痛いことでしょう。

が、当事者とは違い、自由奔放、アイディア満載? の記者連中の頭脳はフル回転! です。たちまち「ノブはどうだ」という凄い名前が出されてしまうのです。

ノブ=石田順裕(グリーンツダ)です。ノブ、いいですねえ。やらせてみたい! 石田はこれまで2度、ミドル級の世界挑戦に挑んでおり、敗れたとはいえ、日本人選手としては、大変なキャリアの持ち主でしょう。

石田の周辺には引退説がささやかれていますが、その前に“もう1試合”を希望していることが、専門誌の取材で明らかにされていました。それが村田となるなら・・・。

石田と村田の「点」と「点」が「線」で結ばれる可能性が、ゼロであるとは誰も言い切れないでしょう。実現すれば凄いマッチメークとなります。

ただ村田は、国内3試合を含め、しばらくは負けるわけにはいかない試合を強いられる状況にあるのが難しいところ、危険は避けたいところがネックとなりそうですが・・・。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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