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“点”と“点”が“線”で結ばれる日は?

7月23日に行われた亀田興毅(26=亀田)のV7戦を皮切りとしたプロボクシング“夏の陣”は、9月11日に開催されるWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24=井岡)とWBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(25=井岡)の井岡勢によるダブル世界戦(大阪・ボディメーカーコロシアム)で一段落します。

井岡&宮崎ともV2戦(宮崎は暫定王者との王座統一戦)となりますが、ここまで日本人選手の世界王者は計10人、2人がこの数を保って秋に向かえるか、が注目されるところです。

さてさて・・・このところの井岡は“スキなし”の頼もしい強さを見せてくれています。昨年12月31日のWBA世界ライトフライ級王座決定戦でホセ・ロドリゲス(メキシコ)を6回TKOに下し2階級制覇を達成しました。

その後、今年5月のV1戦も9回KOで勝利。今回のV2戦は「3戦連続KO勝利」を懸けてランク5位のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)を迎え撃ちます。

記録的には、ライトフライ級の世界戦で、日本人選手が3戦連続KO勝利の防衛を達成すれば、具志堅用高(協栄)の6戦連続KO勝利での防衛(1977年10月のV3戦~1979年4月のV8戦)以来の快挙となります。

記録に関していえば、井岡は11年2月11日、プロ7戦目の国内最速新記録でWBC世界ミニマム級王座を獲得しています。

ちなみにライトフライ級に転向後、プロ11戦目で同級王座を獲得した2階級制覇も、日本人選手では国内最速新記録となります。

“夏の陣”の締めくくりは若武者のKO勝利が似合う

そうした記録を視野に入れながら、井岡の存在を意識しているのが、目下売り出し中の、あの“怪物”井上尚弥(20=大橋)でしょうか。

この高校生初のアマ7冠に輝いた逸材は、昨年10月2日、大橋ジム(大橋秀行会長=神奈川・横浜市中区)からプロデビュー。この8月25日、日本ライトフライ級王者・田口良一(ワタナベ)を判定で下し、プロ4戦目で日本タイトルを獲得しています。

ちなみにプロ4戦目での日本タイトル奪取は、辰吉丈一郎(大阪帝拳)らと並ぶ国内最速タイ記録となります。

となれば、井上陣営の次なる目標は、井岡が持つプロ7戦目での世界王座奪取の国内最速記録更新! ということになるのでしょうが、大橋会長は「次に世界戦などということはない。年内にもう1試合して課題を確認、修正したい」と話しており、慎重な構えを見せています。

が、点と点の存在だった2人が、井上の急成長により、線で結ばれることになるのは確実視されます。2人の対戦がどういう形で実現するのか、軽量級最大の焦点となりそうです。

点と点の存在といえば、井岡の周辺には、WBA世界ライトフライ級のスーパー王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)とのスーパーマッチも、そう遠くない“線”となって近づいているようです。

さらに・・・です。WBC世界フライ級王座獲得で2階級制覇を達成した八重樫東(30=大橋)が、王座統一戦で敗れた井岡へのリベンジ戦を視野に入れてもいます。

ファンにとっては、ワクワクするカードが控えていますが、まあ、何はともあれ、井岡がそうした先に進むには、当たり前のことですが、今回のV2戦に勝つことが先決です。

相手のクワンタイは、元WBA世界ミニマム級王者ですが、大阪発の井岡報道によると、井岡は「格の違いを見せつけて完璧に勝つ」と自信をみなぎらせているとのことでした。

日本人世界王者がそろって活躍した“夏の陣”の締めくくりに似合うもの-それはやはり、若武者・井岡のスカッとしたKO快勝以外にありません。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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