この季節に人気のスーパー銭湯

【三寒四温】三日ほど寒い日が続いた後に四日ほど暖かい日が続き、これを交互に繰り返す現象。(広辞苑)

冬から春へ季節が移行するときの特徴的な気候に「三寒四温」の現象があります。

が、2月3日の季節はずれのポカポカ陽気から一転、翌2月4日の降雪寒波は、極端すぎる気候の変化でした。世の中のテンポの速い変化に合わせるように「三寒四温」も、3日も4日も待てるか! とばかり「一寒一温」とせわしくなってしまったのでしょうか。

ちなみに2月4日は、暦の上での「立春」です。旧暦の季節を示す言葉に「節気(せっき)」があり、一年を24等分した季節が「二十四節気」です。その中の四季を区分する「二至二分四立」の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の一つ、春の始まりが「立春」ですね。

旧暦による季節の移り変わり「二十四節気」は今、温暖化現象などにより、実際の気候にはもはや、そぐわなくなっていますが、和装の歳時記などの中では厳然と生きています。

さてさて・・・何やら前置きが長くなりました。寒空に鉛色の雲が重く垂れ込めた、その寒過ぎる立春の日、午後3時を過ぎて私の住む湘南エリアにも雪が降り始め、こんな日は“風呂で温まるのが一番だろう!”と、いかにも日本人的な発想のもと、友人2人と連れ立って「スーパー銭湯」に向かいました。

かつての「銭湯」が姿を消しつつある昨今、それに代わって台頭しているのが「スーパー銭湯」です。“スーパー”がつくかつかないかは大事なところ、つまり、その銭湯に露天風呂をはじめとする各種複数の風呂設備があるかだったり、また、入浴後の休憩施設、食事処(どころ)があるかだったり、そのあたりで決まるのだそうです。

目立つ一家団欒(らん)の場

私たちが出向いたスーパー銭湯は、入浴料が一般750円とお手頃な料金でした。その料金でサウナ風呂や水流&気泡で足裏や腰周辺をを刺激するジェットバス、低周波電気が肩こりなどに効果的(なのだそうです)とされる電気風呂、といった各種の風呂が自由に楽しめるのですから、こうした施設は、利用の仕方によっては、心身をリラックスできる場、として思い切り、気分転換できる場となるのではないかと思います。

この日、格別だったのは「露天風呂」でした。というのも、雪が降る中での入浴、温かい下半身と雪が降りそそいで冷たい上半身が、何ともいえない心地良さを生んでいました。

ノンビリと弛緩したそんな中、利用者を見渡してみると、平日の夕刻という時間帯もあったでしょうが、高齢者の方々の多さが目につきました。

冬場のこの時期、思い出されるのが、浴室の寒暖差による入浴関連死、の多さです。データによると、こうした冬場の入浴時に起こりがちな高齢者の急死事故は、ほとんどが自宅の浴室で発生しており、公衆浴場では発生していない、とされています。

そうした意味でも、お年寄りのスーパー銭湯利用は、不慮の事故防止のためにも有効なのではないでしょうか。

一方、家族連れの利用も目につきました。この日、数組の家族連れが、入浴後に合流してにぎやかに夕食を楽しんでいる光景が見られました。

家族連れで利用するときのメリットとしては、やはり、安価な入浴料が、第一に上げられるでしょう。降雨&降雪など悪天候の日、駐車場が完備されていて3~4時間から半日くらいまでノンビリと過ごせる場はないか、と探すとき、その選択肢にスーパー銭湯の存在は上位にランクされるのではないかと思います。

そうしてみるとスーパー銭湯の存在は、お年寄りの安全な憩いの場として、あるいは家族連れが、ポッカリと空いてしまった休日の数時間をリラックスして過ごす場として、また健康志向の人々がダイエットなどを目的に過ごす場として・・・など日本人の風呂好きを背景にこれから、ますます需要が多くなる施設となるのだろうなァ、と認識させられた次第でした。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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