やっと出した一つの答え

プロボクシング・ファンは、元からこのテの問題を嫌い、それがアンチの対象である亀田3兄弟がしたことであれば、オイオイまたか、いい加減にしてくれよ! と胸中、煮えくり返っていた方々も多かったことと思います。

亀田3兄弟の次兄・亀田大毅(25=亀田)の「負けても王者」問題です。

【亀田大毅の「負けても王者」問題VTR】▼2013年12月3日(大阪・ボディメーカーコロシアム)に行われたIBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅(25=亀田)対WBA世界同級王者リボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)の王座統一戦でソリスが前日計量時、体重超過で王座の剥奪となった。前日のルール会議で試合は予定通り、両団体の王座統一戦として行われ、結果に関しては、亀田大が①勝利=統一王者②引き分け=IBF王座の防衛、WBA王座は空位③敗北=IBFとWBAの両王座とも空位-と確認された。しかし、亀田大が判定負けした試合後にIBFは「負けても王座保持」のルール適用を明らかにしたことで大混乱となった。

この一件は、JBC(日本ボクシング・コミッション)が、試合を管轄したIBFの全面謝罪を明らかにしたように、すべては約束事を試合後に一転させて混乱を招いたIBF側にあります。

ただ、JBCは、亀田陣営が「負けても王座を保持する」ルールを事前に知りながら、JBCへの報告など公表を怠ったことなどを重視、事実上の国内追放となる厳しい処分を亀田ジムに科しています。

王座決定戦で信頼を取り戻そう!

別に亀田大が試合で何かをしでかしたわけでもなく、力及ばず負けてしまったことだけなのですが、こうした状況下での試合にルール上、あったとしても、いくらなんでも「負けて王座保持」というのは、プロボクサーとして、しかも世界王者として、誇りが許さないだろう(亀田大の矜持の問題ですが・・・)自ら降りるべきだろう、というのが、私を含めた周囲の多くの見方でした。

・・・と思っていたところ、試合後から沈黙を保っていた亀田大がやっと動き、3月19日、王座返上を表明したことが報じられました。問題が起きてから約3カ月後の遅い決断でしたが、ああ、やっと決心がついたのか、という印象でした。

それはそうでしょう。いつまでも沈黙を保ち“このまま”でいられるわけもありません。指名試合だってあるだろうし、海外に戦う場を求めるにしても、今のままの防衛戦では、厳しいファンは振り向いてもくれないでしょう。

とにかく動かなければ・・・の思いが“王座返上”へと至らせたのでしょう。

スポニチ本紙によると、亀田大は「辞めようかとも思った」そうで一時は引退を考えたことが明かされていました。

が、どう考えても、この状況のまま、辞めるわけにはいきません。やる気があるなら、意地があるなら、もう一度頂点に立ちたいなら、王座返上、そして堂々と王座決定戦に勝てばいいだけのことです。

全面謝罪のIBFにしても、王座を返上した亀田大に対しては、王座決定戦への優先順位を考慮することは目に見えています。

世間を騒がせたこの問題に対する答えの一つとして「王座返上」をまず打ち出した亀田大が次にすることは、ファンへの
信頼回復です。それは、戦う場が海外でもどこでも、復権に向けて小手先ではない全力投球を見せることでしょう。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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