男子ゴルフの国内ツアーに思うこと

遅ればせながら・・・国内男子プロゴルフ・ツアーの2014年シーズンが始まりました。

3月27日開幕の「インドネシア・プロ選手権」(3月30日最終日、インドネシア・タンゲラン=ダマイ・インダ・クラブ)です。

あれれ? なぜインドネシアで! と首を傾(かし)げる方々もいることと思いますが、これは昨季同様、試合数が少ないための措置です。

今季の国内男子プロゴルフ・ツアーは、全22試合で行われますが、これは“過去最少”だった昨季からも1試合減となり、苦肉の策として海外2試合をツアー日程に組み込む緊急的な処置がとられました。

しかし、開幕初戦が予定されていた「タイ・オープン」は、タイ国内の政情不安により延期されることになり、ここ数年、低迷にあえぐ男子ツアーには、何かと逆風を感じます。

ちなみに国内女子ツアーの2014年シーズンは、昨季より1試合増の全37試合で行われています。

例えば力量や技量など、男子と女子の比較は無理にしても、プロ・ツアーとしての展開の面白さ、彩りといった面に関しては、女子のほうが上! と言わざるを得ないでしょうか。

昨年、初の賞金女王に輝いた森田理香子(24=リコー)が、開幕戦でいきなり優勝争いにからみ、優勝を逃しても、男子顔負けの“直ドラ”で最後の最後まで前向きの姿勢を見せたり、2戦目で早くも優勝を飾ったり、また、週替わりで新しい顔が出現したり、JLPGA・小林浩美会長が言う「すぐに結果を出したいという意欲的な若手選手が増えた」ことが、ツアーをエキサイティングなものにしています。

若手選手にほしい危機感

そうした切磋琢磨、結果として若手の台頭は、ツアー界を面白くさせますが、昨今の男子ツアーの人気面での低迷には、それらの要素が欠如しているように思えてなりません。

男子ツアーの今年の焦点は? と聞かれれば、私は即座に「宮里優作」と答えます。

宮里優作(33=フリー)が、昨年の最終戦「日本シリーズJTカップ」で劇的なツアー初優勝を飾ったことはまだ、記憶に新しいことと思います。

その流れを受けて今季の開幕戦、女子の森田が積極的に開幕ダッシュを仕掛けているように宮里優も、外国人勢が並ぶ優勝戦線を下から眺めている(第3日を終えて41位タイ)ようではダメなのです。

まだ始まったばかり、これからこれから、本格的開幕戦となる「東建ホームメイトカップ」(4月17日開幕、三重・東建多度CC名古屋)からだな、という声もあると思います。

しかし・・・男子ツアーは果たして、そういう構えでいていいのでしょうか。

なにしろ、その「東建ホームメイトカップ」の前週、USPGAツアーでは今季の最初のヤマ場、メジャー第1戦となる「マスターズ」が開催され、選手たちはすでに全開なのです。

宮里優にしても池田勇太(28=日清食品)にしても、危機感を持ち、用意された試合には、なりふり構わず、全力で取り組むことが必要なのではないか、と思います。

それが、石川遼(22=CASIO)や松山英樹(22=LEXUS)が、海外に出て行っても、大会のスポンサー筋を国内に振り向かせることになるのではないでしょうか。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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