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内山vsリナレス戦の可能性は?

まだまだ真夏の暑さが続く9月ですが、プロボクシング界の秋の陣は、しばらく小休止していた世界戦が続々と登場、注目カードが目白押しで、こちらも熱い季節となりそうです。

先陣を切るのが9月20日(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に行われるWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)のV2戦で相手はインドネシアのロイ・ムクリス。トーマス・ロハス(メキシコ)とのWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に臨む同僚の河野公平(ワタナベ)とともにダブル世界戦の成り行きが注目されるファイトです。

続いて9月25日(東京・東京ビッグサイト)に行われるWBA世界フライ級タイトルマッチ。こちらは王者・亀田大毅(亀田)vs元王者・坂田健史(協栄)の因縁対決。紆(う)余曲折を経てやっと実現した対戦の結末はどうなるでしょうか。

さらに10月を迎えるとWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)のV5戦(24日=東京・両国国技館)が控えています。こちらは同級1位レンドール・ムンロー(英国)との指名試合。西岡にとっては正念場の防衛戦となりそうです。

さて、この西岡の世界戦には、もう一つの話題があります。ファンの方々はもう、先刻承知のことと思いますが、前座で元WBA世界スーパーフェザー級王者(元2階級制覇)ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が登場することです。昨年10月のあの悪夢、ファンカルロス・サルガド(メキシコ)に1回TKO負けして王座を奪われて以来、1年ぶりの日本での試合となりますが、王座奪還を視野に入れた元IBF世界ライト級王者ヘスス・チャベス(メキシコ)との再起第3戦は、リナレスの今後を占う大事な試合となりそうです。

ライト級王座挑戦も

リナレスから王座を奪ったサルガドを今年1月、内山が破り新王者となりました。一方、王座を追われたリナレスは今年3月(ベネズエラ)、7月(米国)と2度の再起戦に勝ち、着実に王座再挑戦への道を歩きつつあります。そこで注目は、10月の再起第3戦に勝ったとき、来年早々に、とも言われる世界再挑戦で内山との対戦が実現するかどうかです。リナレスはライト級で戦った7月のロッキー・ファレス(米国)戦に勝ったことで同級への次期挑戦権をも得ているため、どちらを選択するかは本人に懸かっているのです。

ファン(私も含めて)の期待は、もちろん内山vsリナレス戦の実現でしょう。接点のない点と点だったものが、ときを経て線で結ばれる面白さはボクシングならではのものです。

王座奪取後の内山は、今年5月の初防衛戦(対アンヘル・グラナドス=ベネズエラ=戦)を6回TKOで撃破。“KOダイナマイト”の異名を欲しいままにしています。リナレスも前回のタフでしぶといファレス戦でスピード感あふれるジャブとダウンを奪ったアッパーの冴えを披露。“らしさ”の復活でファンを安心させました。両者の対決となれば、これはもうファン垂涎の“黄金カード”となることは間違いないでしょう。

いずれにしても内山はV2戦に勝つこと、リナレスは再起第3戦に勝つこと、それを条件としてその先が見えてきます。

その意味でも両者の試合、動向から目が離せなくなりました。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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