“10代アマ旋風”にも注目したい!

過熱するサッカーのW杯ブラジル大会の熱狂とともに、こちらのほうも片隅に追いやらずに注目していたいものです。

そうです。松山英樹(22=LEXUS)が健闘した前週、USPGAツアーの今季メジャー第2戦「全米オープン」(6月15日最終日、米ノースカロライナ州パインハースト=パインハースト・リゾート№2コース)に続き、今週は2週連続して同コースでUSLPGAツアーの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」(6月19日開幕)が開催されるのです。

男子の大会は、試合の模様を中継するテレビの映像から、コース・セッティングの難しさをじっくりと見させてもらいました。

女子の大会が続いているということで、主催するUSGA(全米ゴルフ協会)が初めて深いラフを造らず、ラフなしのコースを試みた、とのことでしたが、そこに打ち込めば、やはり難しく、ウェイスト・エリアと呼ばれるむき出しの荒地からのショットは、お椀型の「亀の甲羅」と呼ばれるグリーンを狙うことの難しさと関連して、選手たちに相当の神経を遣わせているようでした。

果たしてこのコースは、どこをどう変えて“女子仕様”に仕立て上げるのだろうか、というのが今回、異例ともいえる2週連続して同じコースを使って男女のメジャー競技を行う、主催者の“苦心”ともいえるでしょう。

判明している中では、全長が7562ヤード(パー70)=最終日の距離=と、かなり長かった男子の総距離が、女子では6649ヤード(パー70)に縮められています。

また、各ホールの男女との違いは、パー5のコースがアウト、イン各1ホールは同じですが、男子の5番(576ヤード)と10番(617ヤード)が、女子では5番(503ヤード)と11番(571ヤード)となっています。

「安泰」という言葉がなくなった時代で・・・

そうした“女子仕様”にセッティングされたとしても、4日間で通算アンダーパーが3人だけとなって男子の心身を消耗させた状況は、女子も変わらず、男子に見た「ショットの正確度」と「欠かせないアプローチの引き出しの多さ」は、女子にとっても勝敗の分岐点となりそうです。

今大会の日本勢は、宮里藍(28=サントリー)や宮里美香(24=NTTぷらら)らの米ツアー組を初めとする計12人が出場しますが、もう一つの注目は、初陣となるアマチュアの橋本千里(16=ルネサンス豊田高1年)でしょう。

橋本は、5月に日本で初開催された「全米女子オープン日本地区最終予選」(愛知・豊田市=名古屋CC西)で、出場権を争う6人プレーオフを勝ち抜き、本戦への切符を手にしました。

ちなみにこの予選会から成田美寿々、穴井詩、城間絵梨、渡辺彩香も出場権を獲得しています。

さて、この16歳の高校生アマが、JLPGAツアーでの“勝みなみ(鹿児島高1年)効果”を名門難コースで発揮できるか、はもう一つの焦点として見逃せなくなっていますが、世界には上には上がいるもので、今大会には、何と11歳のルーシー・リー(米国)が出場します。

リーは、橋本同様、米国の地区予選会(カリフォルニア州ハーフムーンベイ)でトップとなり、本戦への出場権を獲得しています。ちなみに11歳での出場は、12歳で出場したモーガン・プレッセル、レキシー・トンプソン(ともに米国)の大会史上最年少記録を更新することになりました。

日本同様、果たして世界の舞台にも、10代アマ旋風が吹き荒れるのでしょうか? 

そういえばサッカーのW杯ブラジル大会、前回優勝のスペインが何と、一次リーグ(B組)で敗退となりました。

今の時代には「安泰」という言葉はないのです。そう、何が起きても不思議はない時代なのですから・・・。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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