続・“10代アマ旋風”にも注目したい!

荒れ地(ウェイスト・エリア)に立つ女たちは、どれほど心身を消耗させていることでしょうか。

USLPGAツアーの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」(米ノースカロライナ州パインハースト=パインハースト・リゾート№2コース)の過酷な戦いです。

主催のUSGA(全米ゴルフ協会)は、本当に意地悪! ですね。JGA(日本ゴルフ協会)もそうですが、両協会が主催する大会は、メンツにかけてもアンダーパーの量産を拒否、優勝ラインをイーブンパーに設定して、それに沿った難しいコース・セッティングをします。

そんな中の今大会、第2日(日本時間6月21日)を終えて通算アンダーパーはわずか2人となりました。通算4アンダーで首位のミシェル・ウィー(米国)と通算1アンダーで2位のレクシー・トンプソン(米国)だけです。

男女の比較はそのまま出来るものではないとしても、同じコースで行われた前週のUSPGAツアー、男子の「全米オープン」第2日はどうだったでしょうか。

通算10アンダーで抜け出したマルティン・カイマー(ドイツ)=通算9アンダーで優勝=を筆頭に通算1アンダーの10位タイまで計13人がアンダーパーに踏みとどまっていました。

今週の「全米女子オープン」は、男子の「全米オープン」同様、ゴルフ専門チャンネルのゴルフネットワークと地上波ではテレビ朝日が、未明から早朝にかけて生中継してくていますが、女子の苦戦は、あの“亀の甲羅”と呼ばれるお椀型のグリーンに集中しているようです。

残った! 16歳アマの健闘!

全長7562ヤードと距離が長かった男子に対して、女子の距離は、全長6649ヤードと短縮されているものの、それでもグリーンを狙うクラブが、ユーティリティなどを使う微妙なケースが見られ、その分、グリーンからボールがこぼれるシーンが多く見られていました。

パーを“拾う”ためのアプローチの引き出しを、どれだけ多く持っているかが、この難グリーンを攻略するカギとなってい
ましたが、日本勢12人中、藍&美香の両宮里ら8選手が予選落ちしてしまったのは、宮里藍はともかくとしても、このあたりの課題を、厳しくこのコースに突きつけられたからかもしれません。

日本勢の決勝ラウンド進出は、横峯さくら(通算2オーバーの7位)を筆頭に成田美寿々(通算6オーバーの28位タイ)、森田理香子(通算8オーバーの50位タイ)のプロ3人に加え、そうです! 快挙ですね! 16歳の高校生アマ・橋本千里(ルネサンス豊田高1年)が通算9オーバーの57位と粘り、上位60位タイまでの予選通過ラインをクリアしました。

アマチュア旋風に関しては、あの11歳のルーシー・リー(米国)が、予選落ちしたものの、物おじしないハツラツ・プレーを見せ、来たるべき新時代のヒロインとなりそうな印象を受けました。

また、第2日を終えてアマチュアのミンジー・リー(オーストラリア)が通算イーブンパーで3位タイにつけており、決勝ラウンドの2日間をどう戦うか、注目されることろです。

日本勢の橋本の「全米女子オープン」での予選通過は、1987年大会の服部道子ら計4人目となります。16歳での予選通過も、日本人の最年少記録となり、残り2日間、少しでも上を目指してもらいたいものです。

大会を主催するUSGAは、第2日終了の段階でアンダーパーが2選手だけの状況を受けて、あるいは第3日に何かを施す可能性も感じられます。

激しさを増しそうな、文字通りの“ムービング・サタデー”となることが予想される中、残った日本勢4選手は、死に物狂いで食いついていってもらいたいですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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