「下剋上」を期待~今季最後のメジャー

限りなく可能性を感じるフィニッシュとなりました。

USPGAツアーの今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(8月7日開幕)を前にした同ツアー(世界ゴルフ選手権シリーズ第4戦)「WGCブリヂストン招待」(8月3日最終日、米オハイオ州アクロン=ファイアストーンCC)での松山英樹(22=LEXUS)です。

第3日に5アンダーの65(パー70)をマークして通算4アンダーで10位浮上。勢いに乗って最終日も68で回り好調を維持、通算6アンダーとスコアを伸ばし、トップ10入りは逃しましたが(順位は12位)決勝2ラウンドともアンダーパーで好感触を残す内容となりました。

大会の模様を伝えるスポニチ本紙によると、好スコアの要因は、ピンに絡む“アイアンの切れ”にあった、とのことで、それを裏付けるデータとして、パーオン率が第3日61・11パーセント、最終日72・22パーセントと、尻上がりに上昇したことが記されていました。

いいですねェ。ショットの好調が維持できれば、メジャー仕様のコースでも攻略法を組み立てやすく、後はパット次第! といったところに、限りなく可能性が感じられるのでは? となった次第です。

さて・・・今年で第96回を迎える全米プロゴルフ選手権は、バルハラGC(米ケンタッキー州ルイビル)を舞台に行われます。

ヤンに続け! 松山クンの番です

バルハラGCと言えば、あの“帝王”ジャック・ニクラウス(米国)の設計により、1986年に開場したことが知られています。全米プロゴルフ選手権の開催は、1996年(マーク・ブルックス=米国=優勝)、2000年(タイガー・ウッズ=米国=優勝)に続いて2度目となります。

ちなみに2008年には、米国vs欧州対抗戦「ライダーカップ」が開催されています。

このバルハラGC攻略のカギを握るのは、やはり“グリーン上”だと言われています。

つまり、段差がある難易度の高いグリーンをどう攻めるか、ラインをどう読み切るか、ということで大胆、かつ繊細な感覚が求められるようです。

ところで全米プロゴルフ選手権の歴史をひも解いてみると、最多優勝回数はジャック・ニクラウスの5回、などの記録が出てきますが、意外なのが、ここ数年~タイガーが06年、07年を連覇して以降~の優勝者に、ビッグネームより、むしろホープ勢が多いことです。

つまり“プロゴルファー世界一”決定戦に一発勝負を懸ける伏兵勢の「下剋上化」でしょうか。

その代表格が09年大会を制したY・E・ヤン(当時37=韓国)だったでしょう。ヤンは、タイガーとの激しいマッチレースを制して男子のアジア勢として初のメジャー優勝を勝ち取り、一躍、ときの人ともなりました。

さらに翌10年大会では、マルティン・カイマー(当時25=ドイツ)が、バッパ・ワトソン(米国)とのプレーオフを制し、メジャー初優勝を果たしています。

・・・となると、今度は松山英樹の番でしょうか。日本勢には、他に石川遼(22=CASIO)も、小田孔明(36)、谷原秀人(35)もいます。

このあたりでひとつ、英雄となったヤンのように、アッと驚く一発大勝負を繰り広げてもらいたいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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