胸が躍る9・5のビッグマッチ

“怪物”の上陸により、緊迫感が一気に高まってきました。

元世界2階級制覇王者ローマン・ゴンザレス(27=ニカラグア、帝拳)の来日(8月18日)です。

プロボクシングの“秋の陣”最大の注目は、この一戦! WBC世界フライ級王者・八重樫東(31=大橋)vs39戦無敗(33KO)の挑戦者・ゴンザレスのビッグマッチ(9月5日=東京・代々木競技場第二体育館)でしょう。

今年2月、八重樫のV3戦(対オディロン・サレタ=メキシコ=戦、4月6日東京・大田区総合体育館)発表の席上、八重樫の口から突然飛び出した、V3戦勝利を条件に「“ロマゴン”の挑戦を受ける!」との発言で、この“点”と“点”は、ついに“線”で結ばれることになりました。

そうしたこともあり、八重樫のV3戦は、目の前のサレタに集中しきれない難しさがあったと思います。が、八重樫は、序盤の苦戦を乗り切り、中盤以降、攻勢に転じて9回KO勝利を挙げ、V4戦での、ファン垂涎のゴンザレス戦を、実現させてくれました。

ムムムッ! この男気! さすが激闘王ならではのものですね。

さて・・・05年7月にプロデビューしたゴンザレスは、2年後の07年5月に帝拳ジム(本田明彦会長=東京・新宿区)とマネジメント契約を結び、日本のリングにも立つようになりました。

激闘王の男気に期待したい

記憶に残しているのは、08年9月、神奈川・パシフィコ横浜で行われたWBA世界ミニマム級王者・新井田豊(横浜光=当時)への挑戦でしょうか。

試合は序盤から激しい打ち合いとなり、途中、新井田の負傷により、ゴンザレスがベルトを奪いましたが、その軽量級らしからぬ強打をファンに見せつけた一戦でした。

その後のゴンザレスは、10年10月、WBA世界ライトフライ級暫定王座を獲得(後に正規王座に移行)し、同王座を5度防衛後、世界戦は13年から遠ざかっています。

強過ぎてマッチメークもままならない情勢にゴンザレスは、しばしば本田・帝拳ジム会長に“泣きを入れる”場面もありましたが、そうした流れの中でまとまった今回のビッグマッチは、すべての意味で“ファン待望の一戦”であることに間違いはありません。

それを裏付けるように、この試合、どうなるだろうねェ、という声は、そこかしこから聞こえてきます。

ゴンザレスの強さは、とにかく“当て勘”のよさにあり、機を見て攻め込む、スピードと手数による破壊力に、相手はことごとく腰を引いてしまっています。

八重樫戦でゴンザレスのこのスタイルは変わらないでしょう。カギを握るのは八重樫の戦い方にあり、八重樫が自ら言う“奇跡”の起こし方は、やはり足の使い方に懸かってくるのではないだろうか? というのが関係者の見方です。

まあ、しかし、ボクシングは実際、何が起きるか分からないものであり、結果などは、終了のゴングが鳴らされるまで分かるはずもありません。

今、言えることは、八重樫の男気によって実現したこの試合、王者の不利が予想されながらも、何かをやってくれるだろう、それが八重樫だからね・・・という期待、面白さです。

9・5が待ち遠しくなりましたね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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