「マネー」にふさわしい試合が見たい!

1年を 2戦で暮らす いい男!

・・・いいですねェ。うらやましいですねェ。年間、たった2試合ですか。正確に言うと09年~12年は、年間1試合でしたが・・・。

さすが、愛称「マネー」の男です。プロボクサーも、ここまで上り詰めると“左うちわ”といったところなのでしょうかねェ。

プロボクシング界のスーパースター、46戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(37=米国)です。

ちなみに「左団扇(ひだりうちわ)」とは〈安楽な暮らしの境遇のたとえ〉(広辞苑)〈仕事をしなくても生活の心配がなく安楽に暮らせること〉(旺文社版・国語辞典)と辞書にはあります。

いやいや、年間1~2試合であっても、この稼業、決して「安楽」というわけにはいきません。

現地時間9月13日(日本時間同14日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで行う14年第2戦、元2階級制覇王者の対マルコス・マイダナ(31=アルゼンチン)戦は、14年第1戦(5月3日)のリマッチ、メイウェザーにとっては、マイダナのリベンジ魂をモロに受け止めなければならない危険な試合なのです。

今年5月の初戦は、メイウェザーが保持するWBC世界ウエルター級王座を、マイダナが保持するWBA世界同級王座を懸けた両団体のウエルター級王座統一戦として行われました。

両者の対戦は「柔」対「剛」と言われ、スピードを武器とした攻防一体のメイウェザーを強打のマイダナがどう打ち砕くか、というところに焦点が当てられていました。

「柔」対「剛」-第2幕の激闘

結果は、すでにご承知のことですが、メイウェザーの0-2判定勝利、その内容は、1人が114-114のドロー、2人が117-111、116-112でメイウェザーを支持したものでしたが、全体的にメイウェザーの苦戦が印象付けられた試合でした。

とはいえ、大善戦したマイダナでしたが、決定打を許さなかったメイウェザーの“巧さ”“らしさ”は、やはり、メイウェザーの勝利を動かしがたいものにしていたと思いました。

が、5月の後、間に試合を挟まない2人の直接リマッチには、ファンにしてみれば、マイダナが今度こそやってくれるのではないか、という期待が込められ、どうしても“悪役”に回ってしまうメイウェザーの負けがそろそろ見たい、といった、これも期待が込められているような気がします。

頑張れ! やってくれよ! とマイダナへの声援が聞こえてくるようです。

まあ、しかし、マイダナは、距離を詰めて強打! という前回同様の展開を変えることは出来ないでしょうが、変幻自在のメイウェザーが、前回同様ということは絶対にあり得ない、ということで、あるいは今回、マイダナが自分のボクシングをさせてもらえないことも考えられます。

試合を生中継するWOWOW(9月14日午前11時~)の「エキサイトマッチ」ホームページでWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)が、そのあたりをついていました。

つまり〈もう少し(相手を)倒しにいってほしいですね。メイウェザーがどれだけ行くか、ということではないですかね〉ということです。

もし、メイウェザーが、それを選択するなら、このリマッチは、スリリングな、相当に激しい戦いとなることでしょう。

この試合には、メイウェザーが保持するWBA&WBC世界ウエルター級王座、WBC世界スーパーウエルター級王座(この男は何と同時に2階級の世界王者なのです!)の3本のベルトが懸けられますが、ファンにしてみれば、それ相応の内容の試合を期待したいですね。

メイウェザーは、昨年9月のサウル・アルバレス(メキシコ)戦=判定勝ち=でファイトマネー最低保障4150万ドル(約41億5000万円)プラス、ぺイバービューの収益金などをガッポリと稼ぎ、今年5月のマイダナ戦と合わせ、2試合で100億円超の荒稼ぎ! をしたと言われています。

負けないのは分かりました。が、ファンは皆、マネーだけでは、どうもねェ、というのが正直な気持ちなのです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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