見届けたい「PFP」対決!

“パックマン”の完全復活は見られるのでしょうか。

プロボクシングの6階級制覇王者(現・WBO世界ウエルター級王者)マニー・パッキャオ(35=フィリピン)が11月23日、中国・マカオで同級王座の初防衛戦を行います。

相手はキックボクサーから転向して目下、20戦全勝のWBO世界スーパーライト級王者クリス・アルジェリ(30=米国)-。

パッキャオは今年4月12日、WBO世界ウエルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米国)に挑んで3-0判定勝ち、2年ぶりの戴冠となりました。

このブラッドリーには12年6月のWBO世界同級王座を懸けた初戦で終始、強気の攻撃を展開させたチャレンジャーに1-2の判定で敗れており、パッキャオにとっては、リマッチでの雪辱となりました。

王座に返り咲いた後のこの一戦は、パッキャオが再び、パウンド・フォー・パウンド(PFP)としての地位を築けるかどうか、を懸けた気を抜けない戦いとなりますが、まあ、そうしたアピールを考慮するなら、今回のアルジェリ戦は、相応な相手かもしれません。

完全復活戦の先にあるもの

なぜなら、この試合を生中継(11月23日正午~)するWOWOW「エキサイトマッチ」の公式ページによると、アルジェリがWBO世界スーパーライト級王座を獲得したことでパッキャオ陣営からの対戦指名を受けたものの、アルジェリ陣営は、やはり、1階級下ということもあって“格の差”を感じとり、当初は尻込みをした、とありました。

従って、この対戦の賭け率も、圧倒的にパッキャオの有利と出ている、とのことでした。

そうしたことはともかく、パッキャオに関する今後の興味はやはり、いつやるの? というファンの待望論がありながら、なかなか実現しないフロイド・メイウェザー(米国)戦の可能性ではないでしょうか。

そのメイウェザーは9月13日、元2階級制覇王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)戦、WBC・WBA世界ウエルター級&WBA世界スーパーウエルター級タイトルマッチで3-0判定勝ちしたものの、今年最大の注目の一戦! とされた5月の初戦で苦しんだ決着を期待されながら、相変わらず“冒険性のない”内容にファンの失望は大きいものになりました。

もっとも、このリマッチは、マイダナのほうが持ち味を殺され、メイウェザーの本気度を引き出せなかったことも、ファンにとっては期待外れだったようです・

マイダナとのリマッチ後、リング上のインタビューで今後の相手、パッキャオ戦の可能性について聞かれたメイウェザーは、実現させてもいい、といったニュアンスの言葉を口にして、聞く側をオオッ! とさせたものでした。

勝つためだけの「つまらない」と評される試合内容、ファンのブーイングなどを背景に、メイウェザー陣営が、少なくなった現役生活を考慮しつつ、パッキャオ戦をにらんだ動きが見え始めた、という声も出始めています。

パッキャオvsメイウェザー戦は、これまで何度も実現寸前まで進んでは、収益の配分方法の食い違いなどで、消えるということを繰り返して来ましたが、もし、これが実現するとしたら、Xデーは「来年5月」となるのでしょうか。

メイウェザーの“必死”をパッキャオが引き出せるかどうか、これは見届けたいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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