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マンション暮らし考③

マンションは立地の良さとか、それに伴う環境の良さを買う、あるいは昨今、何が起きるか見当もつかないご時勢、管理の安全性を買う、などとよく言われます。

確かにそれはそれで、利点としてあるのですが、一方、実際に住んでみると、当然と言えば当然のことではあるのですが、集合住宅ゆえの共用部分を居住者全員でカバーするという、まあ、戸建てに比べてわずらわしいと言えばわずらわしい面が浮上してきます。つまり、そのために思った以上に出費があるんだなァ、ということです。

(快適そうなマンション暮らしの裏に。写真は私が住むマンションではありません)
マンション

02年(平成14年)8月竣工の私が住むマンションは、この8月で築8年となり現在、築9年目を迎えています。輪番制という約束ごとにより、管理組合の役員というお役目が回ってきて、理事(私のところは理事4人、監事1人)間での互選といえば体裁はいいのですが、誰もが“めんどくせェな~”という雰囲気の中、なぜか私に視線が集まって、理由もなく理事長の大役を拝命して3カ月が経ちました。

この時期のメーンテーマは、竣工当時から携わる、ディベロッパー系管理会社が作成した長期修繕計画案に沿った第1回大規模修繕工事(築12年=2014年実施)を遂行できるかどうかです。

修繕積立金は02年の売り出し当初、販売第一の目的で低価格になっていましたので途中、改定されました。各部屋のスペースによって、だいたい3000円~5000円の範囲での値上げです。このときは最初が低かった分、仕方ない、という声が大勢を占めていましたが、それでも、短期的に上げ過ぎだ、管理費の方を下げろ、管理会社を替えろ、などという声も結構、あったことは確かです。

ところが感心すべきは・・・いやいや、感心などしてはいけないのでしょうが、この流れのまま第1回の大規模修繕工事を迎えたとき、試算によると特別に一時金などの徴収なく、蓄えだけで予定通りの工事ができる見通しとなったのです。

ホッとした当期の理事連が、2カ月に1度集合の理事会で明るい顔を見せました。何せ一時金の徴収などということになれば、居住者の説得にひと苦労しなければならない、お役目とはいえやりたくもないわずらわしさに直面しなければならないのですから。

年数を経て避けられない修繕費の値上げ

が、管理会社の若い担当者が、年上ぞろいの理事連相手に厳しい顔で言いました。

「皆さん、マンションはこれから、いろいろ起きるんですよ。だいたい10年がメド。その前は新しい分、どうといったことは、あまり起こりません。10年が過ぎてから、第2回の大規模修繕工事(長期修繕計画案では2025年実施)までには、年数を経たことによるさまざまな修繕工事が加わってきます」

つまり、その出費のために現行の修繕積立金では不足が生じる、次に向けての再改定は避けられない情勢にある、という指摘です。

どうも話が先へ先へと行き過ぎて理事連も気持ちが追いつきません。

第2回への備えだって? おいおい2025年って言えば15年先の話だぜ。そんな先のことは知らん!

確かに私など、居住どころか、生きているかどうか・・・。

で、また若い担当者の言葉。

「そういいますがネェ、もし値上げするなら早い方がいいですよ。何たって備えは大事です。だいたい何が突然、起きるか分からない世の中。第1回を終えて蓄えがすっからかんでは心もとないでしょ。値上げ案は当期の総会に議案として上げるべきです」

エッ! オレたちにかかってくるの? じゃ、まず、アンケート、アンケート! 居住者の意見を多く聞くことから始めなくちゃ。

いやはや、マンション住まいというもの、裏にはいろいろあるもので、果たして住み心地がいいのか悪いのか。
何言ってるの。戸建てだって放って置くわけにはいかないでしょ。老朽化して修繕が必要になれば100万円単位の出費となるんですから。

ご説、ごもっともです。ところで第2回の大規模修繕工事時、まさか2度目の管理組合役員のお役目は回ってこないでしょうなァ。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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