米国からの朗報を待とう!

その“覚悟”には、それなりの裏付けがあってのことでしょうが、やはり「退路を断つ」ということは、かなり勇気のいることです。

プロゴルファー・松山英樹(22=LEXUS)の決断です。

国内ツアーの松山は、2013年シーズンの賞金王獲得により、翌2014年から5年間のシード権を得ていましたが、2014年シーズンは、米ツアーを主戦場としたため、国内ツアーは2試合しか出場出来ず、シード権保持のための5試合出場義務を果たせないでいました。

が、出場2試合のうち、ダンロップ・フェニックス・オープンで優勝したことで、ツアーを管轄するJGTO(日本ゴルフツアー機構)は、国内ツアーのメンバー登録をすることにより、優勝資格によるシード権を与える、としましたが、松山は「5試合に出場出来る確証がない」としてメンバー登録をせず、国内ツアーのシード権を辞退することになりました。

米ツアーでは昨年、メモリアル・トーナメントで初優勝を飾った松山は、今年も引き続き、米ツアーを主戦場として優勝の量産、特にメジャー制覇を大目標としています。そのために“ダメなら国内で・・・”という押さえを捨て、退路をきっぱりと断って高みを目指す姿勢には、さすが! の感を抱きました。

退路を断って高みを目指す!

というのも、米女子ツアーに挑む韓国勢と日本勢の差を、ついつい頭に思い浮かべてしまうからです。

米女子ツアーでの韓国勢の台頭は、1998年に朴セリが、全米女子プロ選手権と全米女子オープンの両メジャーを制覇したことに端を発しています。

刺激を受けた女の子を持つ家庭は、そろって“明日の朴セリ”を目指し、親が娘をプロにするために懸命となり、芽が出れば米国へは留学、あるいは一家で移住してしまうほどの熱さです。

母国の韓国ツアーでは、十分に生計を立てられない背景があるにしても、退路を断って米国に懸ける姿勢は、やはり、だめなら日本で・・・の押さえがある日本勢とは、ハングリーの面をとっても差があるのでは? と思います。

松山の2015年初戦は、現地時間1月9日開幕の「現代自動車トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(米ハワイ州カパルア)となります。

同大会の出場者は、昨年のツアー優勝者34人に限られており、2015年の幕開けにふさわしい大会です。松山の活躍が期待されるところですね。

ここから始まる松山のチャレンジは当面、現地時間4月9日開幕の「マスターズ」(米ジョージア州オーガスタ=オーガスタ・ナショナルGC)に焦点が当てられますが、弾みをつけるためにも、この初戦、納得のいく“開幕ダッシュ!”の内容にしたいものです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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