やっと実現する究極の夢対決!

凄いニュースが入ってきましたね。

そうです。プロボクシングの世界5階級王者フロイド・メイウェザー(37=米国)と世界6階級王者マニー・パッキャオ(36=フィリピン)の激突が、ついに実現する、というファン垂涎(すいぜん)のビッグ・ニュースです。

メイウェザー陣営がインターネットの交流サイトで発表したことを受けて、複数の米メディアが2月20日(日本時間同21日)報じたものですが、それによると両者は、5月2日(日本時間同3日)に米ネバダ州ラスベガスでの対戦が決定。会場はMGMグランドが有力視されている、とのことでした。

この2人の対戦が注目されてから、もう何年が経ったことでしょうか。

パッキャオをプロモートする「トップランク社」のボブ・アラムCEOが、対戦実現に向けて最初に動いたのは2009年のことでした。

その頃、現役引退を表明していた(08年6月)メイウェザーが、09年9月のファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)戦で復帰。07年12月のリッキー・ハットン(英)戦(WBC世界ウエルター級王座V1)以来、約1年9カ月ぶりのリングで再スタートを切りました。

一方、パッキャオのその頃は、09年11月、ミゲール・コット(プエルトリコ)の持つWBO世界ウエルター級王座に挑戦、12回TKO勝利で5階級制覇の達成となりました。

対戦への動きは、メイウェザーが、再出発という事情にあったこと、2人のウエートがウエルター級で重なっていたこと、などでタイミングはよかったのてしょうが、ドーピング検査を巡る両陣営の確執などでこじれ流れました。

「パウンド・フォー・パウンド」決定戦

以降、ことあるごとに両者の対戦話は、浮上してはそのたびに消滅、を繰り返して今日に至っています。

そうした流れが微妙に変化したのは昨年あたりからです。

WBC世界ウエルター級王者のメイウェザーが2014年9月13日、WBA世界同級王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)と両団体の王座統一を懸けて激突し、勝利(判定)した後のこと。

リング上のインタビューでパッキャオ戦を聞かれたメイウェザーは、こう答えていました。

〈パッキャオ戦? オレは逃げたりはしない。次は(来年の)5月。望むならやるよ〉

と-。

聞くものに“アレ? いつものニュアンスとちょっと違う感じだな”と思わせたメイウェザーのコメントは、その後の2014年11月23日、パッキャオが中国・マカオで行ったクリス・アルジェリ(米国)とのWBO世界ウエルター級タイトルマッチ(パッキャオの判定勝利)の後のコメントでにわかに実現性を帯びてきました。

そのとき、パッキャオは、メイウェザー戦の可能性を聞かれてこう答えているのです。

〈準備は出来ているさ。来年? もちろんやってもいい〉

対戦の実現が初めて注目された09年から6年-。ビッグネームの対戦の難しさによる紆余曲折をさんざん繰り返しながら、それでも機運が高まり、点と点が線で結ばれ、やっとそのときが来た! ということなのでしょう。

2人の対戦決定を報じた米メディアは、このビッグマッチのファイトマネーについて、メイウェザーが1億2000万ドル(約142億8000万円)以上、パッキャオが8000万ドル(約95億2000万円)以上、として総額「2億ドル(約240億円)」マッチとしています。

それぞれが「パウンド・フォー・パウンド(全階級を通した最強王者)」として君臨してきた2人の激突は、凡戦に終わらず、格闘技の根本である〈どちらが強いか!〉を堪能できる名勝負を期待したいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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