“ゴッド・レフト”の出番です

早いものですね。もう3月が終わろうとしています。

で・・・4月の声を聞くと、ここしばらく静かだったプロボクシングのリングにまた、世界王者たちが次々に登場してにぎやかさが戻ってきます。

その先陣を切るのが、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(32=帝拳)です。山中は4月16日、大阪・ボディメーカーコロシアムで同級7位のディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)相手に8度目の防衛戦を行います。

山中の試合は、2015年の世界戦第1弾となりますが、必殺の“ゴッド・レフト”は健在か? 快勝で山中に続け! となる試合ができるかどうかが気になるところです。

昨年10月のV7戦、スリヤン・ソールンビサイ(タイ)=判定勝ち=以来、6カ月ぶりの試合となります。

スリヤン戦では、3度のダウンを奪いながら、タフな相手にとどめを刺せず、日本タイ記録となる世界戦6連続KO勝利を逃し、試合終了後のリング上で「(KOできなくて)すみませんでした」とファンに頭を下げました。

今年の世界戦第1弾で弾みをつけたい

ファンにしてみれば、山中=神の左=KO勝利、を期待して会場に足を運ぶわけです。その分、王者にしてみれば、いい試合を見せなければ、という責任が生じます。

だから、倒せなければ“スミマセン”となるわけですが、7度目の防衛戦ともなれば、山中を研究し尽くしてリングに上がるやっかいな挑戦者相手に、そうそう簡単にKO勝利ができなくなることも確かでしょう。

挑戦者に研究され尽くしました。それでも王者は“その上”を行くのが使命であり、そうでなければ勝利はありません。山中の左がこれだけ研究され尽くしてもなお、当てて倒すということを含めて、王者が王座を守るということは、本当に大変なことなのだなァ、と思います。

そして・・・今度の挑戦者サンティリャンは、23戦全勝(15KO)の戦績を誇り、右アッパーに威力がある、とされる相手です。山中有利に変わりはない下馬評ですが、サンティリャンによく知られていない面がある分、未知の怖さは要注意、侮れないところもあるようです。

山中の近況は、3月1日からの沖縄キャンプを終え、現在は帝拳ジムでスパーリング中心のジムワークに入っています。

スパーリングでは、2人のメキシカン・パートナーと実戦的スパーを重ね、調子を整えつつあります。

“ゴッド・レフト”と恐れられ、警戒されて研究され尽くしても、なお、それを当てることができるのは、ジムの先輩であり元世界王者の浜田剛史氏に言わせれば「右の使い方にある」とのことでした。

左を生かすのは右-。多彩な右で最後はスカッと左一撃の勝負となるかどうか。

山中は快勝でV8達成。次は自らが望む、他団体との統一戦に向かうつもりでいるようです。

それを期待したいですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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