1秒間に稼ぎ出す金額の凄さ!

〈(略)いずれにせよ、この一戦は、歴史に残るだろうと思われた。スピンクスとマイクは、わずか1試合で、これまでどんなスポーツ選手も得たことのないファイトマネーを受け取ることになっていた(略)〉

これは、プロボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)の“栄光と苦悩”を描いたホセ・トーレス著(山際淳司訳)「ビッグファイト、ビッグマネー」(竹書房刊)に中にある記述です。

1988年6月27日、アトランティックシティ(米ニュージャージー州)で行われた統一世界王者タイソンvs挑戦者マイケル・スピンクス(米国)のヘビー級タイトルマッチ-。

記述はこう続きます。

〈マイクは2100万ドル(約31億円)以上、スピンクスも1300万ドル(約19億円)以上のファイトマネーが約束されていたのだ〉(筆者注=円換算は当時)

この試合は、タイソンの右フック一撃! 1回1分31秒、わずか91秒でKO決着となりました。

記述は続きます。

〈マイクは1秒につき約22万1000ドルを稼ぎ出し、敗者のスピンクスも1秒につき14万5000ドルを稼いだ計算になる〉

と-。ちなみにこのタイトルマッチ、歴史的なミスマッチとも酷評されたものでしたが・・・。

ボクシングならではのビッグマネー

さて・・・時代は変わります。

それから長い年月を経てめぐってきたスーパーマッチが、ボクシング史上に残る“今世紀最大の一戦”とされる、世界5階級王者フロイド・メイウェザー(38=米国)と世界6階級制覇マニー・パッキャオ(36=フィリピン)の激突です。

5月2日(日本時間同3日)の決戦(米ネバダ州ラスベガス=MGMグランド・ガーデンアリーナ)を前にして、その周辺をにぎわせているのが、当然といえば当然のことですが「ビッグファイト、ビッグマネー」です。

両者の対戦が2月下旬、メイウェザー陣営のインターネット交流サイトにより明らかになり、その後、3月中旬の正式発表会見は、両選手が顔をそろえて行われました。

このときの“ビッグマネー”は、両選手合わせたファイトマネーが、2億ドル(約244億円)と推測され、発表されたチケット額が1500ドル~7500ドル(約18万3000円~約91万5000円)というのもビックリさせられました。

このファイトマネーは、さらに変化を見せます。3月下旬に報じたAP通信によると-。

ファイトマネーは、当初の推測から大幅アップ、メイウェザーが6000万ドル(約71億4000万円)増の1億8000万ドル(約214億2000万円)、パッキャオは2000万ドル(約23億8000万円)増の1億ドル(約119億円)と、実にファイトマネーだけで300億円超! という、気の遠くなるような金額となりました。

加えて両選手には後日、試合を中継する「PPV(ペイ・パー・ビュー)」の売上額(視聴料金)が分配されます。

こうした巨額の金額が動くリングの中で、果たして彼らが1秒間に稼ぎ出す金額は、いったいいくらになることでしょうか。

ア~ア、もう、こんな話題をシコシコと書いていることがイヤになってしまいました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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