続・“野心”との戦いがまた始まった!

頑張りました。それだけに残念! という気もします。そして残念の中に光明も-。

USPGAツアーの今季メジャー第1戦「マスターズ」(米ジョージア州オーガスタ=オーガスタ・ナショナルGC)第2日(4月10日=日本時間同日夜)の松山英樹(23=LEXUS)です。
(大会はTBSテレビの生中継で観戦)

第1日、1アンダーで首位に7打差(18位タイ)の発進。昨年、予選落ちしているだけに第2日が関門でしたが、今年の松山は凄いですね、2番(パー5)で第2打、残り285ヤードを2オン、ピン左約5メートルを沈めてイーグルを奪いました。

その後、3、7番でボギーを叩き、イヤなムードとなりましたが、インに入り12番(パー3)でグリーン手前からチップインのバーディーを決め、暗雲を払拭します。

ちなみに12番は、11番から始まる「アーメン・コーナー」の2ホール目、最大の敵は上空を舞う風、であり過去、多くの名手たちを泣かせてきました。ここでのバーディー奪取は、前向きの気持ちを持ち直す、という意味で大きかったことと思います。

気分をよくして13、15番でバーディーを奪い、通算4アンダーの頑張りとなりました。

そして迎えた終盤17、18番の2ホールをどう乗り切るか。第1日、この2ホールで連続ボギーを叩いており、その二の舞だけは何としても避けたいところでしたが、17番で第1打、第1日同様、右林に打ち込み、第2打は出すだけ、第3打のアプローチが寄らず、ボギーを叩いてしまいました。

これが残念の部分です。

テレビの画面からも、松山の悔しい胸中が伝わり、観る側も「頑張れ! 頼むよ」とコブシを握りしめてしまう感じです。

晴れのち曇り・・・そして薄曇り

そして18番-。

第2打をピンハイにオン。が、最初のパットを約2メートルほどオーバーさせてしまいます。

テレビの解説を務める中嶋常幸プロも手に汗している様子。言葉に力がこもります。

〈同じミスを2日連続でしてはいけない。明日に向かう気持ちが違ってしまう。大事なパーパットですよ〉

構えた。慎重に打った。転がったボールはカップを目指し、パーとボギーとでは“天国と地獄”ほどの差となってしまう、この大事なパットを松山は執念で沈めました。

これが残念の中の光明-。

第2日を終えて通算3アンダーの12位タイ。首位の座は第1日に続いて第2日もジョーダン・スピース(21=米国)がキープ。スピースは、若さに任せてコースをねじ伏せ、6バーディー(ボギーなし)奪取の「66」で回り、通算14アンダーと一人、別次元のゴルフを繰り広げました。

が、通算9アンダーの2位以降は混戦模様。スピースが第3日、どんなゴルフをするかどうか、に懸かってきますが、まだまだ松山にも上位躍進のチャンスが残りました。

第2日を終えて松山は、TBSの解説陣の一人、芹沢信雄プロの「修正点は?」の質問にこう答えていました。

〈全体的に良くなる方向に無理なく、徐々に向かえればいいと思います〉

淡々と気負いのない“禅問答”のようなコメント。それは松山自身が〈はやる気持ちは禁物〉を自分に言い聞かせているからでしょう。

中嶋プロがスポニチ本紙に寄稿しているコラム「密着オーガスタ」には〈3連続バーディー、4連続バーディーを出すようなパットができれば(上位に)行ける〉と記述されています。

予選ラウンドを見る限り、ショットが大幅に乱れて苦しむ、といった場面が見られず、だから勝負の第3日、爆発の可能性も出てきます。

それが見たいものです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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