まさに「ビッグファイト ビッグマネー」です

「これは“善悪”の戦いではない。世界のトップ同士の対決なのだ」-。

5月2日(日本時間同3日)に行われたプロボクシングのWBA・WBC・WBO世界ウエルター級王座統一戦、対マニー・パッキャオ(36=フィリピン)戦を前にフロイド・メイウェザー(38=米国)が言った言葉が思い出されます。

本人がどう否定しようとも、パッキャオと比較されれば“ヒール”の立場は拭い去れないメイウェザーが、ニックネームの「マネー(金の亡者)」の面目躍如、またまた“ベビーフェース”を悔しがらせる? 出来ごとが起きました。

米経済紙「フォーブス」がこのほど、昨年6月から今年5月までの1年間を対象にした恒例の「2015年版スポーツ選手長者番付」を発表。プロボクシングのメイウェザーが、スポーツ各分野の高収入選手たちを押さえ、年収3億ドル(約369億円)を稼いで2年連続のトップとなりました。

ちなみに昨年のメイウェザーの年収は1億500万ドル(約126億円=当時)。過去最高額は男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)が2008年に稼いだ1億2500万ドル。それらの額を大幅に更新する荒稼ぎとなった、とのことでした。

まあ、年間何億ドルの稼ぎ、日本円に換算して何百億円ですか、そんな金額などは気の遠くなるようなことですが、プロボクシング界のビッグファイト、そこで動くビッグマネーは、本当に凄いビッグビジネスを生み出すものなのだなァ、とつくづく思います。

「マネー(金の亡者)」の面目躍如!

「今世紀最大の決戦」とされたあの試合、動いたビッグマネーをちょっと振り返ってみましょう。

ファイトマネーは、メイウェザーが1億8000万ドル(約214億2000万円)を、パッキャオが1億ドル(約119億円)を最低保証される「300億円超マッチ」となりました。

試合後に次々に明らかになった金額は、入場料収入(米ネバダ州ラスベガス=MGMグランド)が7220万ドル(約87億円)、スポンサー料が1300万ドル(約15億6000万円)、視聴ごとに課金されるテレビのPPV(ペイ・パー・ビュー)収入は4億ドル(約480億円)以上と、いずれも過去最高の破格の数字を叩き出しました。

試合はフルラウンドを戦ってメイウェザーの判定勝ち。12R×3分・・・そうです36分間でメイウェザーは、実に億単位の金を稼ぎ出した勘定となるのです。

ところでこの2015年版スポーツ選手の長者番付では、1位のメイウェザーに続いて、2位もプロボクシングのパッキャオが1億6000万ドル(約197億円)で続き、3位以下のサッカー勢、テニス勢、ゴルフ勢を大きく引き離しており、2人の対決で舞った札束の凄さを裏付ける結果となりました。

それにしても・・・です。

こうした荒稼ぎ? に接するとき、ついつい比較してしまうのが、日本のプロスポーツ選手の稼ぎです。

昨今、プロ野球選手のMLB進出により、田中将大(ヤンキース)ら日本人大リーガーの稼ぎは大幅にアップしています。また、本田圭祐らサッカー選手の海外移籍、強くなったテニスの錦織圭も同様に頑張っていますね。

メイウェザーやパッキャオが異例なのであり、それに比べて日本のプロボクサーたちは、などとは言いません。

が、WBAのスーパー王者に格上げされたスーパーフェザー級の内山高志(ワタナベ)やV8達成のWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)らの活躍は、ひけを取らずに際立っており、名誉もさることながら、それに伴う稼ぎもついてきてほしいものだ、と思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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