風雨と寒さの戦いの中で・・・

日本では連日、サウナ風呂の中のような暑さが続いていますが、テレビの画面に映し出された「ターンベリー」は、真冬の寒さの様相、選手たちの防寒ウエアがそれを象徴していました。

目下、熱戦を展開中のUSLPGAツアー(メジャー第4戦)「全英リコー女子オープン」(英国スコットランド=ターンベリー・エイルサコース)です。
(大会は地上波のテレビ朝日とゴルフ専門チャンネルのゴルフネットワークが中継)

第2日(7月31日)の気象データは、晴れ時々曇り、気温13・3度、風速4メートル-。

途中、降雨もあり、風も強まり、リンクスのコンディションは、かなり難しいものとなったようで、計9人が参加した日本勢は、宮里藍(30=サントリー)、全米女子オープンで活躍(5位)した大山志保(38=大和ハウス工業)ら6人が予選落ちとなってしまいました。

決勝ラウンド進出を決めた3人の日本勢のうち、我慢のゴルフで粘り、上位をキープしたのが宮里美香(25=NTTぷらら)でした。

第1日、1イーグル、3バーディー、1ボギーの「68」で首位に3打差の6位好発進。第2日は、パー5のホールで手堅く3つのバーディーを奪い、ボギーを3つに抑えて「72」で回り、通算4アンダーで首位に3打差の6位をキープ。残り2日間に期待を抱かせるポジションにつけました。

宮里同様、4アンダーで好発進した大山が第2日、何と大山らしからぬ「82」の大崩れ、カットラインに1打足りずに予選落ちしたり、また、予選は通過したものの、成田美寿々(22=オンワードホールディングス)が、後半にトリプルボギー、ダブルボギーを一つずつ叩くなど「75」とスコアを落とすなど、やはり、全英のコースは、一筋縄ではいきません。

第2日は、アンダーパーで回った選手が5人、イーブンパーで回った選手が7人、と、それぞれが厳しい状況の中、我慢を強いられた展開となりましたが、イーブンパーで耐えた宮里は「雨も風も、待たされることも、経験済みですから」と、さすが7年連続して出場、予選落ちは一度だけ、という自信とたくましさを感じさせました。

このところの宮里藍の不振でUSLPGAツアーの日本勢も、もう一つ元気がない状態が続いています。

それを、もう一人の宮里である、美香が払拭できるかどうか-。

カギを握るのは、第3日(8月1日)の“ムービング・サタデー”ですが、果たして・・・。

〈追記=8月2日午前〉

期待に応えて宮里美香が粘ってくれました。強風と冷たい雨に見舞われた第3日(8月1日)の健闘です。

前半アウトは、1バーディー、2ボギーと1打落とし(通算3アンダー)我慢を強いられましたが、好調なパットを武器に後半インで巻き返します。

11番5メートル、12番では約12メートルを沈めて連続バーディー。13番でボギーを叩いたものの、上がりの17番、18番で連続バーディー。通算スコアを6アンダーに伸ばし、首位に2打差の4位と絶好の位置につけました。

全英は2014年に4位に入るなど可能性を感じる大会。1977年に樋口久子(現JLPGA相談役)が全米女子プロ選手権を制して以来、日本人2人目となるメジャー制覇達成となるのか。最終日(日本時間8月2日深夜)の展開から目が離せなくなりました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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