「津波避難訓練」での反省

11月を迎えて1日の日曜日-。

私が住む神奈川県藤沢市の、海沿いのエリア(片瀬・鵠沼・辻堂の3地区)居住者を対象に「津波避難訓練」が行われました。

主催した藤沢市(防災危機管理室)による訓練の段取りは、午前9時30分から50分まで、10分置きに計3回の「訓練予告チャイムと実施の放送」が伝えられ、午前10時に「地震発生」が放送~ここで“身を守る行動”を取る~され、さらに午前10時3分に大津波警報のサイレンが鳴らされ、避難行動を開始~避難場所に指定された近くの小学校に向かう~という訓練です。

想定は、11月1日午前10時、相模湾を震源としたM(マグニチュード)8クラスの大地震が発生した、としています。ちなみに2011年3月11日の東日本大震災はM8・8、関東大震災はM7・9。今回の訓練は、震度6強の最大級の地震が発生。その10分後に津波の第一波が到着することを想定したものでした。

東日本大震災の発生以降、あれもこれも想定外が繰り返された中、さまざまな地震発生→津波襲来を2度と想定外としないため、発生の可能性がより具体化され、私たちにも、その対応、準備、危機感を持つことの重要性、が伝えられるようになりました。

その中でも、神奈川県南部の沿岸部は、小田原沖を震源とする「相模トラフ沿いの海溝型地震西側モデル」の発生を“想定”に入れ、警戒を怠らない方向性を示しています。

地震発生→津波到着までの決断!

実際、相模トラフ周辺は、地震多発地帯として知られ、資料には、古くは1703年(元禄16年)の元禄地震、知られているところでは1923年(大正12年)の関東大震災など、M7から8クラスの大地震が発生している、と記述されています。

配布されている沿岸部居住者用の「津波ハザードマップ」には、震源域を相模トラフとするM7・9クラスの地震が発生した場合、津波の第一波到着時間は10分以内(津波高2~5メートル)、最大津波到着時間は23分(同9・8メートル)とし、過去の例として元禄地震では、由比ヶ浜(神奈川県鎌倉市)の大鳥居が破損した、関東大震災では、熱海(静岡県熱海市)で12メートルの津波を記録した、と記述されています。

こうした自然の脅威を改めて振り返ってみると、地震発生時には、まず身を守るために何をしたらいいのか、を習慣づけておくこと、大地震の場合は、10分後には津波が到着することを認識し、とにかく逃げの態勢に入ることが大切のようです。

そういえば、東日本大震災から見えてくる教訓の一つとして、とにかく津波避難は一刻を争うものであり、さまざまなためらいがあっても、まず急いで逃げる(避難する)ことが先決、とありました。

今回の避難行動訓練で思ったこと(反省)は、避難に際しての持ちものなどが依然、整っておらず、身一つで逃げていいものか? などのためらいがあることでした。

実際に起きたとき、後々のことを考えれば、さまざまな躊躇(ちゅうちょ)が出てくることは必至の情勢となることでしょう。

地震発生→津波到着までの「10分間」に何を判断するか、難しいところですね。だから・・・と言えるでしょうか。訓練で習慣づけておくことは大切なことです。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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