プロ8戦目に訪れた正念場!

さて・・・今週のプロボクシング界は、ロンドン五輪男子ボクシング(ミドル級)金メダリスト・村田諒太(29=帝拳)の米国デビュー戦に注目が集まっています。

試合は11月7日(日本時間同8日)に米ネバダ州ラスベガスの「トーマス&マックセンター」で行われ、相手は元世界ランカーで前WBOオリエンタル・ミドル級王者のガナー・ジャクソン(29=ニュージーランド)です。

プロ転向後の村田の海外試合は、3戦目のマカオ(中国)があり、このとき、元WBCラテン・スーパーウエルター級王者のカルロス・ナシメント(ブラジル)を4回TKOに下し、マカオ発で知名度を高めました。

今回のプロ8戦目で初の米国進出は、来年末の世界獲りを視野に入れた「名前を売る試合」(帝拳プロモーション・浜田剛史代表)と位置づけており、村田には、ただ勝つだけでなく、その内容が問われる、大事な一戦となりそうです。

村田が頂点を狙う世界のミドル級最前線は、何といっても「GGG」ことゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン)が、圧倒的な強さで存在を誇示しています。

WBA世界ミドル級スーパー王者、WBC世界同級暫定王者。さらに10月17日(日本時間同18日)にデビッド・レミュー(カナダ)からIBF世界同級王座をも奪っており、事実上、王座を統一しています。

大事な米国デビュー戦をどう乗り切るか

そのゴロフキンは、11月21日(日本時間同22日)に行われるWBC世界ミドル級正規王者ミゲール・コット(プエルトリコ)vsサウス“カネロ”アルバレス(メキシコ)の勝者との対戦も予想されており、他者が入り込むスキを見せていません。

現在、WBC&WBOで世界ランク5位、IBF8位、WBA14位の村田は、この世界のミドル級最前線をこう分析します。

〈ゴロフキンがA級なら、ボクら世界ランカーはC級でしょう。B級に世界王者クラス(WBA正規王者ダニエル・ジェイコブス、WBC正規王者ミゲール・コット、WBO正規王者アンディ・リー)がいるのだから、道は果てしないですよ〉

果てしない道であっても、一歩一歩、しっかりと上り詰めていかなければ、頂点にはたどり着けません。

〈いい試合をして認めてもらい、ランクを上げていきたい〉

その第一歩が、今回の米国デビュー戦ということでしょう。

相手のジャクソンは、31戦22勝(8KO)6敗3分の戦績を持つ右ボクサーファイターで、これまで、KO負けがない、というタフな相手です。

この興行でのメーンは、WBO世界ウエルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)vs同級3位ブランドン・リオス(米)、さらにWBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vs同級7位ロムロ・コアシチャ(メキシコ)のダブル・タイトルマッチです。

村田が、このタイトル戦を盛り上げるような試合をすることができるかどうか、ある意味、プロ8戦目に訪れた正念場の試合といえるでしょうね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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