子供の習い事と親の対応

私が在宅のとき、家の中には常に「84・7」メガヘルツの「FMヨコハマ」が流れています。

朝、起床後、習慣的にラジオのスイッチを入れて“そのまま”状態なのですが、11月7日の土曜日午前9時、いつものように小山薫堂&柳井麻希の軽妙な「FUTURESCAPE」が始まり、聞くともなしに聞いていると、この日は「習い事」をテーマとして〈親が子供に習わせたい「習い事ランキング」〉を取り上げていました。

それによると-。

1位が水泳、2位が英会話、3位がピアノ・・・といった順番のようなので、フ~ン、1位が水泳とはね~これは面白いな、とちょっと調べてみました。

この種の調査は、人材紹介などの情報サービスを手がける「リクルート」を初めとして結構、多く実施されており、それらの資料を総合すると-。

〈男の子に習わせたいもの〉ベスト3は①水泳②英会話③サッカー。
〈女の子に習わせたいもの〉ベスト3は①ピアノ②水泳③習字。


ちなみにベスト10の下位に「そろばん」や「野球」「バレエ」などがあり、男の子、女の子とも「そろばん」が入っているのが興味深いことでした。

男の子、女の子とも「水泳」がベスト3に入っているのは、やはり、子供たちの体力づくり、それも水の中の運動がノビノビとしていてベスト、との考えからでしょうか。では、親たちは、子供が何歳になったら習い事を始めさせるか、については①3歳②小学校低学年③4歳-の順番でした。

急ぎ過ぎる親の高望み

問題は、その年齢と親の対応ですね。

野球選手にしろ、サッカー選手にしろ、あるいはプロゴルファーにしろ、トップの選手たちは、概して3~4歳くらいから始めています。

宮里3兄妹をプロゴルファーとして世に送り出した父親の宮里優さんは、長男の聖志が3歳のとき、初めて練習場に連れて行ったといいます。

優さんの持論はこうです。

〈(ドライバーなど)大きなショットは小学生になってから教えても十分に間に合うが、アプローチなどの短い距離に対する感覚、感性は幼いころからやっていないとなかなか育たない〉(宮里優著「宮里流 ゴルフ子育て法」)

ただ、ここで幼い聖志がしていたことは〈形も何もあったものではなく、ただ振り回してボールに当てていた「遊び」に過ぎない。だが、この「遊び」を3歳という幼い年齢からやっていたことが、何よりプラスになっていたと思う〉(同)

一般的に親が幼い子供に習い事をさせる場合、年齢的にも子供に何をしたいという希望や選択があるわけではなく、すべて親の希望が多くを占めているのではないかと思います。

だから、ウチの子供を“第2の藍ちゃん”に、とか、テニスなら“第2の錦織”に、などと願う親の希望が先立ち、聖志のようにただクラブを持って遊んでいることが大事な初期の頃に多くを高望みしてしまう結果、子供のやる気をなくしてしまう親が結構、多いのだそうです。

来年のリオ五輪、さらに2020年東京五輪を視野に入れて、昨今のスポーツ各界は、若手の台頭が進み、15歳がキーワードとなっています。

スポーツ系の各種習い事なら、無邪気に遊ぶ初期の姿を大切にし、そこから光るものが出てくるなら、それを見極めてじっくりと伸ばす、指導者や親の“辛抱強さ”が成長のカギを握ることになるのでしょうね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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