賞金1億円のビッグマッチを弾みに!

男子プロゴルフ界に今夏、国内史上最高額となる「優勝賞金1億円」(賞金総額1億5000万円)の豪華な大会が登場します。

日本プロゴルフ協会(JPGA=倉本昌弘会長)が、このほど発表した大会実施概要によると、試合は「ネスレ招待 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」で7月29日から31日までの3日間、北海道恵庭市の恵庭カントリー倶楽部で開催されます。

この大会を主催する「ネスレ日本(株)」は、2014、2015年に片山晋呉プロがホスト役を務める「ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」を開催してきましたが、今年は同大会をJPGAが主管する形で刷新されることになりました。

ただ、ツアー競技には認定されないため、獲得賞金が賞金ランクに加算されない、などのことはあるものの、優勝者に1億円の高額賞金は、かなり魅力的な大会となることでしょう。

ところで・・・先に日本ゴルフツアー機構(JGTO)が発表した今季の男子プロゴルフツアーは、国内24戦、海外2戦の昨季より1試合増の計26試合(発表時)となりました。

繁栄を続ける女子プロゴルフツアーの今季が、昨季から1試合増の計38試合、賞金総額も過去最高の35億2000万円となり、4年連続で史上最高額を更新しているのと比較すると、どうしても、人気面で低迷を続ける男子ツアー界の奮起を促したくなります。

マッチプレーの醍醐味を再び・・・そして復権!

男子ツアー界のマッチプレー形式の試合は過去、1975年から2003年まで「日本プロゴルフマッチプレー選手権」の名称で行われ、マッチプレーならではの数々の名勝負を繰り広げてきました。

初代王者が村上隆。“鬼”と呼ばれた青木功。その青木と雨の戸塚CC西コースで死闘を演じた長谷川勝治(1981年)・・・などなど。マッチプレーは“人との勝負”になるだけに観(み)る側も結構、シビれます。

で、マッチプレーに強い人って、どんなタイプ?

そうだな。「意地悪」「非情」かな、と友人。

別の友人は「駆け引きに長(た)けた世渡り上手」。

どうもあまりいい印象ではありませんが、自分と闘うストロークプレーに対し、目の前の敵と心理戦を展開させるとなると、どうしてもこうならざるを得ません。強者が“鬼”と呼ばれるゆえんでしょうか。

なにしろ〈畳みかける〉マッチプレーの容赦のない非情さを、スコットランドの格言は〈相手に1ダウンを与えたら、さらに2ダウンを与えよ。もし3ダウンを与えたら、4ダウンを与えよ〉(摂津茂和著「不滅のゴルフ名言集」)と表現しているのですから・・・。

今回の大会を主催する「ネスレ日本(株)」の高岡浩三社長兼CEOは「選手を支援できるような大会にしたい」と話し、さらに「海外挑戦を狙う若手を多く出場させ、その際の資金にしてもらえれば・・・」と続けました。

選手たちは、こうした周囲の支援に感謝しつつ、男子プロゴルフ界の復権に向けて全力を傾けてもらいたいものですね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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