“五輪イヤー”の自覚がほしい!

“球春”到来!

プロ野球界の球春は、既にオープン戦真っ盛りで盛り上がっていますが、こちらの球春も〈4日間大会〉となって華やかに2016年シーズンをスタートさせました。

3月3日開幕のJLPGAツアー今季初戦「ダイキン・オーキッド・レディース」(3月6日最終日、沖縄県南城市=琉球GC)です。

恒例の沖縄開幕戦ですが、昨年までの3日間大会から、今年は4日間大会に変更されました。

4日間大会を増やす方針は、プロテストが3日間ら4日間に変更されたことに象徴されるように「メジャー競技への強化や(2016年)リオ五輪、さらに(2020年)東京五輪を見据えてのもの」(JLPGA・小林浩美会長)と目的が明らかにされています。

つまり、今年の開幕戦は、2016年シーズンの賞金レースを占うだけのものでなく、今夏に控えたリオ五輪の出場切符を懸けた戦いの開始でもあるわけです。

結果は、第3日を終えて首位に2打差の2位につけたテレサ・ルー(28=台湾)が、首位でスタートした西山ゆかり(アマダホールディングス)を突き放し、昨年大会に続き、大会史上初の連覇を達成しました。

15番(パー4)から3連続バーディーで首位並走から抜け出すなど圧倒的な強さを見せつけたテレサ・ルーは、大会前の世界ランク20位で台湾勢の最上位に位置しており、当面の最大目標は、リオ五輪出場と金メダル、と語っており、自らが今夏までにやるべき仕事を明確にしています。

日の丸を背負う気概はどこに?

比較して日本勢にそうしたものがあったのだろうか? と、今年も相変わらず外国人勢上位となりそうな、滑り出しの展開に気が重くなってしまいます。

リオ五輪でのゴルフ競技実施は、1904年セントルイス五輪以来、実に112年ぶりとなる、歴史的な復活となりました。

大会への参加選手は、男女とも各60人。世界ランクを参考にした国際ゴルフ連盟(IGF)が定める7月11日時点の五輪ランキングによって最終的に出場資格が決められます。

日本に与えられる出場枠は、現時点で「2枠」となっており、2月29日現在の世界ランクが日本勢トップとなる38位の宮里美香、同42位の大山志保、さらに米ツアーで待望の初勝利を挙げた野村敏京が43位で猛追の展開となっています。

「2枠」を追う面々には、他にも上田桃子や渡邊彩香、成田美寿々、横峯さくら、たちがいますが、今季初戦、彼女たちは、ことごとくトップ10入りをも逃しています。

古くさい言い方かもしれませんが〈日の丸を背負う気概〉というのは、ないがしろにできませんね。

卓球の世界選手権(3月6日終了=マレーシア)での、日の丸を背負った女子勢の、最強・中国への果敢な立ち向かい方には、負けても観(み)る側の心を打つものがありました。そして・・・熱く伝わる、彼女たちのリオ五輪でのリベンジ魂!

JLPGAツアー界にも、繁栄に甘えず、常にハングリーな攻めの姿勢が欲しいですね。

“五輪イヤー”というものは、例年同様ではなく、誰もが気持ちを高ぶらせる、いつもとは違った年なのです。

《追記》

3月7日付の女子ゴルフ最新世界ランクによると、宮里美香は36位で日本人トップ。野村敏京は41位となり、大山志保の42位を抜いて日本人2位に浮上しています。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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