粘った! しのいだ!

粘りました。しのぎましたねェ。ここで落としてたまるか! そんな気概に満ちたアンダーパー発進と言えたでしょうか。

いよいよ開幕(4月7日)したUSPGAツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」(米ジョージア州オーガスタ=オーガスタ・ナショナルGC)の戦い。第1日の松山英樹(24=LEXUS)は、4バーディー、3ボギーの1アンダー71で回り、6アンダーの首位ジョーダン・スピース(22=米国)に5打差の13位につけ、第2日以降に期待がかかる滑り出しとなりました。

松山は日本時間4月7日午後11時21分(現地時間同日午前10時21分)に初日をスタートさせました。

大会を生中継するTBSテレビの初日の放送スケジュールは、4月7日午後11時50分から8日午前1時25分まで、とその後は8日午前4時から、の2部構成となっており、従って松山のプレーは、1部放送時間帯のそれも8番まで、9番以降は2部放送時間帯でダイジェスト版の放送、と観る側にとっては不満の残る放送体制でした。

「マスターズ」は見逃せない! と眠い目をこすってテレビの前に陣取ったファンの方々もこの点、不満だったのではないでしょうか。

まあ、しかし、松山がそんなテレビ側の放送事情を意識したわけでは、もちろんないでしょうが、ライブで映し出された8番まで、いい内容のプレーを見せてくれました。

強風の中で首位に5打差発進!

1番(パー4)の第2打、グリーンをとらえながら転がり落ちてしまい、第3打が寄らずに“不運”のボギー。それをすぐ2番(パー5)バーディーで取り戻します。

風が次第に強くなり、ピンを狙うアイアンショットが難しくなり、3~5番はノーチャンスで我慢の展開。が、6番(パー3)で第2打、バンカーからの約3メートルを沈めてパーをセーブ。これが大きく7番(パー4)のバーディーにつなげます。

実際、この段階で次の放送時間まで待ってくれ、というのは、TBSテレビも酷なことをするものです。数時間の仮眠で午前4時からの放送開始。松山は既にホールアウトしており、9番から後半インの動向はダイジェスト版で知るしかなく・・・。

9番(パー4)では約7メートルを沈めてバーディーを奪っており、2アンダーでターンした松山は、11番(パー4)、14番(パー4)でともに約3メートルのパーパットを外し、ボギーを叩き、貯金を吐き出してしまっていました。

我慢を強いられる展開の中、光明は上がり3ホールの好感触だったでしょう。

16番(パー3)でバンカーからの第2打、6メートルをねじ込んでパーセーブ、17番(パー4)もパーセーブでピンチをしのぎました。それが生きて最終18番(パー4)では約5メートルのバーディーパットを沈め、明日(第2日)につながるホールアウトとなりました。

初日1アンダーの71は、5位となった昨年2015年大会の初日と同スコア(18位)です。そのときは、第2日12位、第3日10位と順位を上げて最終日、66の大爆発につなげています。

追い込みには定評のある松山ですが、今回は5度目のマスターズとあって戦略は緻密に練られているとのことです。

それを生かし、第2日に上位戦線に肉薄、激しい動きを増すだろう決勝ラウンドに向かっていってもらいたいものですね。

今大会、優勝候補の一角に名を連ねている松山ですが、それにしても・・・松山自身、アンダーパーで初日を終え、ホールアウト後に「(優勝の)可能性を潰さなくて良かった」と話すなど、優勝に視点を置いた高いレベルであれこれとモノを言えることは凄いことだと思います。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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