最近の車事情について思うこと

世の中は、大型連休となった「GW」真っただ中、後半の3連休が始まり、5月3日午前の道路情報では、東名や中央道など各高速道路下り路線の、実に30~40キロの大渋滞が伝えられていました。

こうした時期にまとまった休日が取れる人たちにとっては、それは待ちに待った貴重な日々であり、そのためには道路の渋滞など我慢、いやむしろ、それもドライブの楽しみの一つだよ、と笑い飛ばしてしまうのかもしれません。

私自身は、振り返ってみれば在職中、5月の連休や年末年始の休日など、こういうときほど仕事が多くなる因果な稼業で、休日の雰囲気が街中に満ち満ちた中、バタバタ走り回っていたものでした。

従って今でも、特別な用事があるならともかく、行楽のために車でこの渋滞に飛び込んでいくなどの勇気はとてもありません。

もっとも、もともとが、食事のために店の前に並んで待つ、など、そういうことが苦手な性質(たち)ではあります。記者は“待つ”ことが多い仕事ですが、だから他のことでは、待ちたくないのかもしれませんね。

さて・・・車の渋滞に関して言えば、私が住む藤沢市(神奈川県)の「江の島」周辺の海岸道路も、この時期、車の数が一気に増え、渋滞や事故が当たり前の状態となっています。

こうした光景を見て思うことは、昨今、若い人たちの「車離れ」が顕著となり、自動車業界が苦境に立たされている、などと言われますが、GW中の車の利用度の高さなどを含めて、果たして〈どうなのだろうか?〉とも感じます。

社会現象としての「若者の車離れ」は、データ(ウィキペディア参照)によると①経済的理由②趣味の多様化③居住環境-などが主な要因として挙げられるのだそうです。

若者の車離れがある一方で・・・

基本的には、都会に住む若者たちを対象にしていうなら、電車や地下鉄の発達により、強(し)いて車に乗る必要性がない、ことがあり、それに上記の3点が加わります。

①は免許証取得時の費用や車の購入費、また購入した後の税金など維持費の高さ。②は文字通り趣味の多様化で車への興味が希薄になった。③は集合住宅などによる居住環境により駐車スペースに苦慮するようになった。

-ということなのでしょう。

興味深いのは、若者の車離れがある一方、車がないと何かのときに不安、などと感じるのが、高齢者層に多いということです。

今、日本中に高速道路が張り巡らされて、この時期、渋滞状況を呈していますが、東京の首都高速道路が初めて開通したのが1962年(昭37)12月のことでした。ちなみに東名高速道路が全通したのは1969年(昭44)5月です。

だいたいこの頃から、マイカーも急増しており、私を含めてこの時代に免許証を取得し、車を購入した世代は、次第にトシを取って車に乗る回数が減っても、生活習慣として車を手離せなくなっている傾向にあると思います。

と同時に、そうした高齢者ドライバーに迫られるのが〈免許証の自主返納〉という“重い”決断でしょう。

高齢者層の運転に関しては、高速道路の逆走、駐車場での暴走、など悲惨な事故が報じられ、そうした中で、車を手離しにくい一方、人はいつまで安全運転できるのだろうか、ということを真剣に考えることが迫られています。

まだ大丈夫という頭脳に、体が十分に反応しにくくなっているのが、高齢者層の運転でしょうが、こうした状況へのケジメのつけ方は難しいものです。

ああ、そう言えば、三菱自動車の燃費データ不正事件、というメーカーの体質が問われる大きな問題も発生しましたね。

5月の連休の各所、車の大渋滞に端を発し、車に関するいろいろな問題が頭に浮かんできてしまいました。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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