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パッキャオが魅せる“二足のわらじ”業

“ヤワラちゃん”こと参院議員の谷亮子さんは、柔道の第一線を維持し続けることと政治活動を両立させることはとても無理、と柔道の現役を引退することを表明しました。が、こちらは両立OK、二足のわらじ? 上等じゃないの! と、どこまでも意気軒昂のようです。

今年3月、プロボクシングの5階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が挑戦者ジョシュア・クロッティ(ガーナ)を判定で下し、WBO世界ウエルター級王座を防衛した後、最大の注目は国政への挑戦、5月に控えた下院議員選挙の結果でした。

この選挙にパッキャオは当選、晴れて政治家となりましたが、いよいよ“二足のわらじ”の第一弾が11日13日(日本時間同14日)に米テキサス州アーリントンのNFLダラス・カウボーイズの本拠地「ダラス・カウボーイズ・スタジアム」で行われます。

WBC世界スーパーウエルター級1位アントニオ・マルガリート(メキシコ)との同級王座決定戦。パッキャオが勝てばまた一つ、6階級目のベルトを手にすることになる大一番です。

試合の模様は14日の日曜日正午からWOWOWで生中継されますが、たまたま昨日10日、WOWOWの制作担当プロデューサー・大村和幸氏、元世界王者の浜田剛史氏と会う機会があり、今度のパッキャオはどうか、という話題となりました。

今度こそ本当にヤバい? ひょっとしたら?

前回、クロッティ戦が行われた今回と同じ会場「ダラス・カウボーイズ・スタジアム」は、実に5万1000人の大観衆で埋まりましたが、大村氏は「今回もすでにチケットは完売。前回を超える6万人は行くのではないか」とまず、パッキャオならではの人気を裏付ける現地の情報を語り、しかし、試合は「ぼちぼちヤバい感じがしますねェ」と、パッキャオの負けもあり得ることを口にしました。

その理由はやはり、政治活動による練習不足による調整の遅れがあり、とともにこの試合がスーパーウエルター級のウエート(リミット69・85キロ)で行われることです。

昨年11月、パッキャオがミゲール・コット(プエルトリコ)からWBO世界ウエルター級王座を奪取したときのウエート65・3キロ(ウエルター級リミット66・68キロ)は自身、プロ生活の中で最重量でした。それまでの最重量がライト級(リミット61・23キロ)だったパッキャオが、ひと回りも大きいコットを相手に打ちまくり、ダウンを奪い、12回TKO勝ちしたことはまだ、記憶に新しいことですが、今回、それを超える最重量更新での試合はどうなるか、といったところに興味が集まります。ちなみに前回のクロッティ戦では体重を66・1キロに上げています。

浜田氏の指摘を待つまでもなく、好戦的なパッキャオの前進、回転の速い連打を、相手がパワーで封じたとき、パッキャオには危機が訪れることになるでしょう。とはいえ何度、今度こそはダメだろう、と負けを予想されながら、パッキャオは本当に何度も何度も、不利説をはね返してきました。

浮上しては消滅を繰り返すフロイド・メイウェザー(米国)との“ドリーム・マッチ”を視野に入れつつ、今回のマルガリート戦は、国会議員となったパックマン自身の環境の変化を含めて、あるいは今度こそ、何かが起こりそうな気もしますが、果たして・・・。

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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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