何かが期待できる“爆発力”という武器

ウ~ン、残念! 米国から再び“朗報!”というわけにはいきませんでした。

USPGAツアー「プレーヤーズ選手権」(米フロリダ州ポンテペドラビーチ=TPCソーグラス)で優勝争いに絡んだ日本の松山英樹(24=LEXUS)です。

5月15日の最終日-。

松山は首位ジェーソン・デー(28=オーストラリア)に4打差の通算10アンダー、2位タイでスタートしました。
(最終日の模様は5月16日午前5時からNHK・BS1で生中継されました)

世界ランク1位のデーと最終日最終組で一騎打ちの勝負! 4打差を追うにはまず、前半アウトでどれだけ差を縮められるか、が課題でしたが、松山は序盤でスコアを落としてしまいます。

1番(パー4)で第2打をバンカーに入れ、寄らず入らず、のボギー。3番(パー3)では、第1打をバンカーに入れ、第2打で乗らず、3オン2パットのダブルボギーを叩いてしまいました。

松山にとって「サンド・セーブ」は、決して苦手ではありませんが、いきなりの“バンカー地獄”に嫌な予感が漂ってしまったことと思います。

案の定-。

バンカーに泣かされたデーとの一騎打ち

6番(パー4)でこの日初のバーディーを奪い、アウトを2オーバー(通算8アンダー)で終え、さあ、これから! とサンデーバックナインでの反撃を期した途端、10番(パー4)で第2打をバンカーに入れノーチャンス。取りたい11番(パー5)でも、第2打がバンカーに入り、寄らず入らず、でバーディーを奪うことができません。

13番(パー3)の会心のバーディーで流れを変えるかと思われましたが、14番(パー4)で第2打をまたまたグリーン奥の、よりによって小さなバンカーに入れてしまい、スタンスの悪さで第3打がグリーンオーバー、4オン1パットのボギーとしてしまい、万事休してしまいました。

後半3バーディーで通算15アンダーまでスコアを伸ばしたデーの優勝は、もはや動かせないものとなる中、松山の目標は、一つでもスコアを縮め、スタート時の通算10アンダーまで盛り返すことに切り替わります。

しかし、16番(パー5)で2オンに成功、バーディーを奪って通算9アンダーとしたものの、健闘はそこまで。結果は7位タイとなりました。

“たられば”は禁物ですが、優勝すれば2月の「フェニックス・オープン」(米アリゾナ州スコッツデール=TPCスコッツデール)以来の今季2勝目(ツアー通算3勝目)となるところでしたが、大事なところでバンカーに泣かされる、波に乗れない日、となってしまいました。

とはいえ、松山の“爆発力”はたいしたものですね。

通算5アンダーの36位で迎えた第3日、7バーディー(2ボギー)を奪って67をマーク。通算10アンダーで一気に2位に急浮上しましたが、その爆発があったからこその、最終日の優勝争いです。

とともに、この爆発力があるからこそ、最終日の前半を終えた時点でデーとの差が4打差でも、後半に大どんでん返しをしてくれるのではないか、という松山への期待が観(み)る側にはあります。

優勝には届かなかったものの、眠い目をこすってでもテレビの前に陣取る価値のある男-それが松山というプロゴルファーなのかもしれません。

次の活躍を楽しみに・・・といったところの“第5のメジャー”と呼ばれる、難コース「ソーグラス」を舞台とした戦いでした。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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