薫風に誘われて・・・伊香保へ

湿度が低いさわやかな好天が続く中、こんなときはちょい遠出がしたいね、と1泊2日で「伊香保温泉」(群馬県渋川市伊香保町)の旅を企(くわだ)てました。

メンバーは、群馬県桐生市在住の友人Yを案内役にして鎌倉好きの例の友人F、それに友人Kと私を加えた4人です。

5月18日出発-。

藤沢市(神奈川県)に住む私の伊香保温泉へのアクセスは、JR東海道線「藤沢」駅から〈JR湘南新宿ライン〉で「高崎」駅へ直行。そこから上越線に乗り換えて「渋川」駅で下車です。

料金と時間は、藤沢~渋川が3020円。2時間35分でした。

渋川からは駅前のバスターミナルから伊香保温泉行の路線バスに乗り、約25分、料金は570円でした。

ちなみに小田急線沿線に住むFは、新宿駅発の高速バスを選択。Fによると、2時間半くらいかかったかな。ネックは高速に乗るまでの渋滞だね。乗客は7割くらい。トイレもちゃんと設備されていてノンビリとバスの旅を楽しめたよ、とのことでした。

伊香保温泉と言えば、あの「石段街」が有名ですが、宿泊した宿がちょうど石段街の上り口付近に位置しており、それでは・・・と、4人がそろった夕刻、食事までに腹を空(す)かせておこうか、と〈365段の石段〉にチャレンジしました。

石段の両側には、飲食店や各種土産物店が並び、途中まではノンビリと石段上りを楽しめましたが、まあ、一番上に建つ「伊香保神社」まで行くかどうかは、個人の自由? としていいんじゃないでしょうかね~。

ちなみに私たち4人組は、2人が一番上まで上り、私とYの2人は、神社下にある「下駄店」に立ち寄り、私は、オッ、ちょっといいねェ、という「右近下駄」(サンダルのような形をしていて底にゴムが貼ってあるもの)を購入してしまいました。

「下駄なんてねェ。最近のお客さんは買ってくれませんよ。あ~あ」など、客の前で平気で愚痴をこぼす、女ものの下駄を突っかけた店のお兄さんも、いかにも若き職人ふうで面白かったのですが、毎日、ここまで階段を上って店に通っているのだろうことに少々の同情もあり、それが購入の動機としてあったのですが、いえいえ、私はここに住んでますから、の返事には拍子抜け? となりました。

宿に戻ってからは、温泉につかり、夕食では、上州牛すき煮が出されるなど豊富なメニューで満腹! 至福のひとときとなりました。

古き良き時代にタイムスリップする街

5月19日朝-。

新緑がことのほか目に眩しい、またまた快晴に恵まれました。

宿をチェックアウト後、車で来たYが「五徳山・水澤寺(水澤観音)」(群馬県渋沢市伊香保町水沢)に連れて行ってくれます。

ここは「坂東三十三番札所」中の「第十六番」にあたり、平日にもかかわらず、境内は相応のにぎやかさを見せていました。

「坂東三十三番札所」とは、資料によると〈神奈川、埼玉、東京、群馬、栃木、茨城、千葉の6県1都にかけて所在する33カ所の観音霊場〉とのことで〈源頼朝によって札所が制定された〉とありました。そのせいか「第一番」は、十一面観世音菩薩を有する鎌倉市(神奈川県)の「杉本寺」となっています。

伊香保に来て鎌倉がどこか身近に感じられる出来事となりました。

案内役のYが言いました。

〈ここまで来たんだから食べていこうぜ〉

何を? いうまでもなく伊香保名物とされる「水沢うどん」です。

「水沢うどん」は、秋田の「稲庭うどん」、香川の「讃岐うどん」と並んで〈日本三大うどん〉の一つに位置づけられている手打ちうどんなのだそうです。その始まりは「水澤寺」参拝客を相手に出されていたとのことで「水澤寺」沿いの道は「水沢うどん街道」と銘打たれ、うどん店がズラリと軒を連ねています。

私たちが入ったのは、老舗と言われる「大澤屋」で、人気店らしく店内は相応の混み具合を呈していました。

注文したのは「ざるうどん」と「舞茸の天ぷら」です。うどんは、表面が透き通るように輝いており、食べると強いコシと弾力が感じられます。舞茸の天ぷらも、カリカリと歯ごたえがあってなかなかのものでした。

これだけで結構、お腹が一杯となり、注文した際に勧められた“大盛り”は(それにしようかと思って断ったのですが・・・)これは、かなりお腹がすいているときにしたほうがよさそうなボリュームでした。

そんなこんなでアッという間に2日間が過ぎました。

伊香保温泉の印象としては、竹久夢二の「伊香保記念館」に象徴されるように、ここには大正ロマンふうの非日常的な雰囲気が漂い、何となく若い女性の和服姿、あるいは浴衣姿と下駄ばきが似合いそうなたたずまい、を感じました。

機会があったら、また行きたい、と思う温泉場でしたね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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