年末のビッグマッチを視野に入れ・・・

行きつけの「飲み処(どころ)」でボクシングの話題が出ました。

「どうだろうねェ」「やるんだろうか?」

前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(36=ワタナベ)の今後についてです。

こういう場では概して、このテの話題は出ないものですが、内山という選手は、それだけ存在感があり、それだけ(敗戦は)衝撃的だったということなのでしょうね。

〈まさか・・・内山が負けた!〉とのスポーツ新聞各紙の大見出し。悪夢の日は、今年4月27日でした。

12度目の防衛戦は、暫定王者ジェスレル・コラレス(パナマ)との王座統一戦。この試合、立ち上がりから、コラレスのスピードと手数で追い込まれた内山は、2回、反撃を急ぎ過ぎて墓穴を掘り、まさかのKO負けを喫してしまいました。

内山の負けは、内山だけのものではなく、日本のプロボクシング界も、大黒柱を失った衝撃! ファンにしてみれば、これで終わらず、何とか再起を! と祈るばかりの心境だったことでしょう。

大黒柱の復活にも注目!

6月14日に行われた所属ジムの後援会による激励会-。

内山は王座陥落後、初めて公の場に顔を出し、今後に向けて「五分五分」と語っています。

再起するにしても、36歳という年齢が、気力にどうブレーキをかけるか、という心身の問題。新王者となったコラレスの動向。内山は、さまざまなことに向き合いながら自問自答を続け、結論に至ることになるのでしょうが、ボクサーにとって去就を分けるのは、負けた試合に悔いが残ったか、ということが基本としてあり、それがあってその原因が解明できるなら再起へと至る、と言えます。

であれば・・・内山の「年末あたり」は注目かな? という見方が出来るかもしれませんね。

内山が敗れた日、幸いにしてWBA世界スーパフライ級王者・河野公平、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一のワタナベ勢が勝ち、敗戦ショックが尾を引くその後も、5月8日、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥、IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東の大橋勢が勝ち、王者勢は意地を見せました。

そして・・・今度はWBA世界フライ級王者・井岡一翔(27=井岡)が、3度目の防衛を懸けて7月20日(エディオンアリーナ大阪)で同級7位キービン・ララ(21=ニカラグア)の挑戦を受けます。

20戦18勝(6KO)1敗1分の戦績を持つララは、最初の2戦(1敗1分)後、目下、18連勝中で勢いづいており、侮れない相手と言えるでしょう。加えてニカラグアといえば、そうです、無敵のWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンザレスの国ですね。

ララは、ゴンザレスのスパーリング・バートナーを務めており、井岡にとっては、避けることが出来ないだろう“ロマゴン”戦への前哨戦とも言えます。

年末に統一戦というビッグマッチが実現するかどうか。ララ戦は大事な試合となりますが、その年末に内山が再起でもしようものなら、ボクシング界は一気ににぎやかさを増しますね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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