“ボンバーレフト”が動き始めたぞ!

あの激闘再び!-。

そろそろ王座への復帰が待ち望まれるときが来ましたねェ。

そうです。プロボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(32=帝拳)です。

昨年(2015年)11月21日(日本時間同22日)に米ネバダ州ラスベガス(マンダレイベイ・ホテル&カジノ)で行われたWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで敗れ、5度目の王座防衛に失敗してから7カ月余。三浦が5月7日の再起戦勝利(ジミー・ボルボン=1回2分41秒KO勝ち)を経て再び、世界を視野に入れ始めています。

私もそうですが、ファンの方々は、今でもあの死闘が目に焼きついていると思います。

三浦にとって初の“聖地”ラスベガスでの防衛戦となった同級1位フランシスコ・バルガス(メキシコ)戦は、文字通り、手に汗握る激闘となりました。

1回にいきなり、バルガスの右ロングフックで腰を落としかけ、それは4回にダウンを奪ってお返ししましたが、全体的に気負いが目立ち、いつもの“らしさ”が見られません。

が、そこは熱いハートを持つ三浦のこと。8回まで採点で優位に立ちながら9回、KOを狙って前に出たところを狙われ、連打でダウン、ふらつきながらも立ち上がる根性を見せましたが、容赦のない連打を浴びて力尽きました。

ダウンの応酬、倒し倒され、というボクシングの原点をラスベガスの観客に披露した両選手の闘志あふれる打ち合いは、勝負を超えて称賛され、全米ボクシング記者協会を初め、各メディアが文句なしの年間最高試合に選出するという出来事を生みました。

“標的”バルガスは初防衛に成功

負けて輝いた三浦-。

さて、その後・・・三浦を下して新王者となったバルガスは、6月4日(日本時間同5日)に米カリフォルニア州カーソン(スタブハブ・センター)で同級3位(元WBO世界フェザー級王者)の挑戦者オルランド・サリド(メキシコ)と“メキシカン対決”となる初防衛戦を行い、ジャッジ1人がバルガスの115-113、2人が114-114、とドローで防衛に成功しています。

この試合、リングサイドには三浦とワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が顔をそろえ、緊迫感を漂わせていた、とのことでした。

バルガスとの再戦を視野に入れる三浦の熱視線は当然のこととして、ロマチェンコの来場も凄いことですね。

ロマチェンコは、2008年北京(フェザー級)、2012年ロンドン(ライト級)の両五輪で2連覇を達成。2013年10月のプロデビューから3戦目でWBO世界フェザー級王座を獲得。今年6月、ローマン・マルチネス(プエルトリコ)を下して2階級目のWBO世界スーパーフェザー級王座に就いています。

ロマチェンコには、プロ2戦目にWBO世界フェザー級王者のサリドに挑戦して敗れた、という因縁もあります。

ロマチェンコにとっては、あるいは、サリドに勝ってもらって、リベンジマッチとなる王座統一戦をしたかったかもしれませんね。

さまざまな思惑とともに、バルガスの初防衛成功により、このクラスは今後、どう動いていくのでしょうか。

王座奪還に意欲を燃やし始めた三浦は現在、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)らと沖縄で走り込み中心の合宿を行っています。

その動向から目が離せなくなりましたね。
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プロフィール

佐藤 彰雄

Author:佐藤 彰雄
◆生年月日 
1944年(昭19)8月生まれ
◆出身 
神奈川県
◆プロフィール
スポーツニッポン新聞社在職中は運動部記者として大相撲、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技などを幅広く取材・執筆。
現在はフリーの立場でボクシングを中心に取材活動を続けている。
ゴルフのマスターズなど海外取材経験も豊富。

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